内容説明
1950年――昭和25年、11月。5歳の女の子が50歳くらいの男に手を引かれて、遠い親戚の家にいこうとしていた。その刹那、女の子の心の中に、その年齢にはいささか似つかわしくない、ある「思い」が地下水のように静かに湧きだしてきた。「わたしはこの世界に何の借りもない」と――。天涯孤独の身に生まれた“みーこ”が綴る、自由奔放に生きた波瀾万丈な女の一代記!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たっけ
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書店のレジでは買いにくいタイトルの本ですが、内容はその手の(官能)小説ではありません。感動的で、心温まり、泣けて、笑えて、考えさせられます。ぜひお勧めします。2015/09/23
よっふぃー(三連休が待ち遠しい)
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読んでいる人の少なさに驚き。もう何回も読みました。エロはほぼありません。普通の人の人生に必要最小限かと。ただただスカッ。スカッとしたい時に。タイトルで損してる気がしますがこのタイトル以外ないのかもしれない。文章もうまい。
TSUNA
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大した女性の一代記。題名や帯に書いてあるような、エロはほぼ皆無。そこに期待はするな。逆に娘たちに読ませてやりたい、人生の参考書じゃないかなあ。こんな波乱万丈に生きられても困るが。2013/02/14
読書嫌い
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エロくないというから読んでみたが,やっぱりエロかった。家族の前で読むのは少しスリルがある。2025/09/03
さき
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官能記。その通りだが、おとぎ話でもある。好き。2019/09/05




