内容説明
内戦の続くレベリアで活動するジャーナリストのリリーは、絶望に打ちのめされながら一人の男性と対峙していた。「僕と一緒に来てほしい」医師である最愛の恋人ロバートの表情は真剣そのものだ。戦闘の勃発で、すべての外国人に国外退去命令が出ている。もう一刻の猶予もない。ロンドン行き最終便の出発まであとわずかだ。だが、リリーの心は決まっていた。この国を離れるわけにはいかないわ。目的を果たすまでは、絶対に。リリーは悲しみを押し殺して、窓辺でロバートを見送った。次の瞬間、閃光と轟音とともに恋人は彼女の目の前から消え去った。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アカツキ
7
闇の使徒たち序章・三部作の2作目。ヒロインはジャーナリスト。ヒーローはCIA秘密情報局のエージェントで医師。前作ヒーローとバスケをしていた男性。H/Hは恋人同士で、帰国をめぐって言い争っている時に爆撃を受けて負傷。そして任務先で再会してお互いの生存に驚くも、ヒロインには子供がいて…。子供の健康にはうろたえるのに、自分の信念を貫くために危険な環境で子育てを続けるヒロインにうーん…。勇敢というより無謀なヒロインだった。2019/01/30
mum0031
1
ジャーナリストのリリーと、エージェントのロバート。 リリー…自分の信念の為なら、 我が子を、危険な状態にしても厭わない?子供の父親にも真実を語らず。 基本的に、こんな人嫌い。 自己中過ぎるでしょ。 ロバートも、下半身に左右され過ぎ。 2017/09/19