内容説明
若くして自ら志願した海軍で、組織悪と欺瞞に触れ幻滅、以後「組織と個人」の関係を生涯のテーマとした城山は、戦後、日本経済の中に「組織」を見出す。城山を敬愛してやまない著者が辿る、その文学と道筋。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゴーヤーチャンプルー
12
一番好きな作家さん、城山三郎氏。経済小説のパイオニア。17歳で入隊した海軍で上官たちの欺瞞、腐敗を徹底して知らされた苛烈な軍隊体験が、『組織と個人』の関わり合いを問う城山文学の原点となっているとの事。たくさんの作品とその背景が紹介されているが、その根底にあるのは戦争で負った永遠に癒える事のない心の深い傷なのだと初めて知った。戦争や経済界や政界の事など、たくさん教えていただいてありがとうございます。また読み直してみたい。2025/04/20
なおしょうたつ
0
考えていることが深い。2022/06/20
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