日本の攻城戦55

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日本の攻城戦55

  • 著者名:柘植久慶
  • 価格 ¥750(本体¥682)
  • PHP研究所(2016/02発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569764221

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内容説明

城を攻める、城を守る――これほど武力と知力を尽くした戦闘はない。本書では、北海道から九州まで、戦闘的に見るべきものがあった55の攻城戦を厳選。外国での従軍経験もあり、実際に各地の戦闘地を歩いた著者が、独自の視点から名将たちの戦術・戦略をわかりやすく解説する。<五稜郭>旧幕府軍対明治新政府軍<忍城>成田親泰対石田三成<小田原城>北条氏直対豊臣秀吉<上田城>真田昌幸対徳川秀忠<野田城>菅沼貞盈対武田信玄<大坂城>豊臣秀頼対徳川家康<千早・赤坂城>楠木正成対鎌倉幕府軍<有岡城>荒木村重対織田信長<月山富田城>尼子義久対毛利元就<原城>切支丹対幕府軍など、歴史上の人物たちはどのように決意し、どのように戦い抜いたのか、城郭の配置や地形、兵力差や戦力差などから読み解く。今も雄姿を見せる会津若松城や犬山城、美しい遺構の残る岩村城や月山富田城など、図版や写真満載で紹介する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ピオリーヌ

4
様々な攻城戦の概要について学ぶことができ、日本史、特に戦国時代・幕末に詳しくない私としてはとても楽しく読めた。最新の研究とは乖離している内容もあるようだが、著者は歴史の専門家でもないので良いのではないか。丁度岐阜城を訪れている最中にこの本を読めたこともまた楽しかった。2020/01/04

岡本

2
時系列では無く地域別に分けた結果、話が前後しがちで続けて読むと同じ話が繰り返されていて何とも読みにくい(小牧城の解説の後に犬山城の解説があり小牧・長久手の戦いの話が繰り返されている等)。更に著者自身フィールドワークを重ねたとはいえ、戦国時代が専門では無いのか高齢のせいか旧説を多様する事が多く読んでいてむず痒い。ついでに言えば三成、勝頼、信雄、秀次などを嫌っており、「暗愚だからしょうがない」というバイアスによる解説が多くされている。全体的に読みにくく決め付けも多いのでオススメは出来ない一冊でした。2015/12/15

ぼいど

1
角度としては面白い観点からまとめた本だなぁとは思います。これこそが城の存在理由のうち大きな1つだからね。まぁそれはタイトルだけで解ることなので、だからこそ買ったのですが^^; ただまぁ55もまとめて載せたせいなのかちょっと記述がどれも薄くて、表面の事柄だけを舐めたって感じが否めないのが残念です。需要があるはさておき^^;もっと攻城図とか細かい戦の経緯とかまで載せた厚い本で作ってくれるとかなり嬉しいんですけどねぇ。 あと1つどーしても触れておきたいこととして……この人どんだけ石田三成嫌いなんだよw2015/10/07

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