出版社内容情報
後漢の滅亡後、魏・呉・蜀による三つ巴の抗争を描いた三国志。激動の時代を生きた英傑たちの生きざまを通して、現代の組織社会を生き抜く知恵と勇気を探る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
91
『百言百語』シリーズの第3巻。おそらく現代の日本で一番名の知れている中国の書は“三国志”ではないかと思う(昔は“論語や十八史略だったかも)。本書は三国志演技ではなく、正史・三国志を依書としている。たたし史家・陳寿ではなくて裴松之が、他書から資料を集めて異説・挿話を入れ補完したものである。自分的には“判官贔屓”なので劉備や孔明を贔屓目で見てしまいがちだが、曹操や孫権など、その他の人物たちの残したのされる言葉も優れたもの決して少なくない。漢詩は日本語と相性が良いので音読すると流れるような言葉の響きが心地よい。2016/05/23
BIN
4
中国古典百言百話シリーズの三国志編。三国志演義ではなく正史三国志(晋書含む)からの抜粋です。やはり孔明が特に多い(出師の表・後出師の表がらみで)。その他に多いのは荀彧で三国以外では沮授くらいだが、やはり基本的にはナンバー2の発言が多い。ほとんど知っているが、女性陣(卞皇后や甄皇后)の言葉は覚えてなかったので印象深かった。2016/12/23
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