内容説明
日の落ちないうちに町にたどり着き、商店街や路地、横丁を歩き回る。行きずりの一見客として店ののれんをくぐり、そこで、一杯。浅草、赤羽、森下、銀座……。散歩の延長のように酒場を巡り煮込みを食す、不良隠居の酩酊感あふれる23のエッセイ。「盟友」吉田類との対談を収録する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fwhd8325
23
著者は、40代になってから、この魅力にはまったようなことを書かれています。煮込みを求めてだけではないけれど、東京には探せば凄い酒場が沢山あるものです。最近は露出が多い店は、難関店になってしまっています。それでも、流行っていることは、嬉しくもあり、横目で見ながら新しい店を開拓するのも結構楽しみです。ある程度の年齢になると、昼間から飲むことも、後ろめたさはなく、やっとこの域に来れたような満足も感じます。炭酸きつめのチューハイにもつ煮、これで決まりです。2016/12/14
misui
3
大林の記述がある。2024/11/07
湯豆腐
0
2016/01/09