魔の沼

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魔の沼

  • 著者名:天沢退二郎【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 復刊ドットコム(2016/02発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784835441320

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内容説明

《あらすじ》ルミが夢で見た不気味な黒い沼が、ある日突然、現実となってその姿を現した。沼のほとりにひとりでにでき上がってゆく不思議な住宅群……、あの<黒い魔法>の仕業なのか?
その正体をつきとめようと行動を開始した「オレンジ党」の前に「沼の王」がその姿を現した。強力な「沼の王」との戦いに挑む勇敢な少年少女5人組の「オレンジ党」の仲間達の前に、黒々と広がる無気味な世界。
謎の「白衣の男」は敵なのか味方なのか?<古い魔法>のねらいとは?戦いのゆくえはいかに!?

日本が生んだファンタジー文学の傑作!「三つの魔法」シリーズ第二部。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シガー&シュガー

11
黒い釜事件から数か月経った夏、黒い魔法が蘇りかけているのを、オレンジ党のルミと、家族を亡くした少年・京志が時を同じくして気付く。不気味な建売住宅、そこに住む奇妙な人、以前のオレンジ党メンバーが入れられた「施設」等など舞台設定や展開は相変わらずいい感じ…なのが、興味深いわりに掘り下げられないのでもどかしい。そもそも第一の書と同様、対決シーンに説明がやや不足の感があり、あっけない手ごたえ。寂しくて面白い設定がたくさんなのに放置のままなので残念なのだけど、やっぱり好きだなあという思い出になっている「第二の書」。2017/07/14

misui

2
夏休みにみんなでキャンプして敵に立ち向かうとか、思ったより普通にジュブナイルしてるけどこれはこれで。たぶんテーマは「光車」と通底してる。ところで、今回登場の京志少年について語られた『ねぎ坊主畑の妖精たちの物語』所収の「夜の道」、これは恐るべき傑作なのでおすすめです。2010/04/26

えんぴつ

1
シリーズ三部作の二作目。季節は夏になり、突然できた沼地を見張るためオレンジ党の仲間は夏休みにキャンプをする。短編に登場する孤児の中学生田久保京志が登場し、1巻目で仲間だった名和ゆきえは、施設へ連れ去られる。沼に現れた沼の王と謎の白衣を着た男、土神のじいさん、魔法を使う教師など複雑な敵が入り乱れる。勝手に出来上がる建売住宅、京志のいなくなった、または死んだ?妹たちなどどこまでも怪しいことだらけ。素直で勇気ある子どもたちを応援しながら読んだ。2023/07/17

ruka

1
短編集に出ていたキヨーシが登場。なんだかつながってきたぞ。。2010/08/26

:-p

0
RPGにしたら面白そう。2014/08/16

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