NOVEL 0<br> 皿の上の聖騎士〈パラディン〉1 ― A Tale of Armour ―

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皿の上の聖騎士〈パラディン〉1 ― A Tale of Armour ―

  • ISBN:9784042560036

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内容説明

フィッシュバーン家には伝説がある。大国レーヴァテインがまだ小さな辺境国だった頃、ご先祖様が大陸中の霊獣を訪ね歩いて防具を授かり、集まったそれらは一着の聖なる甲冑と成った。――それが全ての始まりだった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みっちゃん

103
麗しき表紙に心惹かれて。なかなか面白い。作者は何と札幌にお住まいらしい。12体の霊獣に甲冑ごと身体を分かたれてしまった女騎士。あくまで颯爽と真っ直ぐな姉と、出来すぎの姉に複雑な思いを抱く弟、そしてドラゴンの血を引く少女。ドラゴン、ヒュドラ、グリフィンときて、次に待ち構える伝説の魔物は?!それも楽しみである。2016/04/21

海猫

69
ドラゴン、ヒュドラ、グリフィンなど幻獣が臨場感持って出てきて、それらと大バトル。となれば、いかにもな冒険ファンタジーを読む楽しさがあって、良い。前半は展開上、ちと重いが、後になるにつれキャラクターや会話が生き生きしだして面白味を感じた。後半のアクションシーン押しは、なかなかサービスが効いている。初巻にしてはっきりとした着地点がわかるタイプの作品で、できうればちゃんと完結まで読んでみたい。2018/05/30

まりも

51
大陸の皿を統べる大国レーヴァテインのフィッシュバーン家に伝わる聖騎士の甲冑伝説を巡るファンタジー作品が開幕です。これぞ王道。世界観、キャラクター共に完成度が高く安心して読めますね。完璧超人でブラコンな逞しい姉と、姉に嫉妬しながらも彼女を守ると決意した捻くれ気味な弟。この二人の明るい会話がある事で、物語が必要以上に重くならない所が良いですね。ボロボロになりながらも霊獣に立ち向かうアイザックの姿は最高にかっこよかったし、霊獣が意外と俗っぽかったのもツボに入った。伝説を巡る旅はどうなるのか。次巻も楽しみです。2016/02/17

よっち

45
大平原「大陸の皿」を統べる大国レーヴァテインにあるフィッシュバーン家の聖騎士伝説。聖騎士を継承した姉・アシュリーが巻き込まれた過去の因縁と、そんな姉を救うため弟・アイザックが旅立つ正統派ファンタジー。ブラコン気味な完璧超人のアシュリーと、それを疎ましく思いがちなそこそこ優秀なアイザック。旅立つ目的となった過去の因縁を巡る聖獣たちの執着にどう向き合うかがポイントになりそうですけど、今回の顛末を見る限りだとなかなか前途多難そうですね。途上で新たな出会いもあったこの物語がどこに向かうのか、次巻以降の展開に期待。2016/02/16

リキヨシオ

27
「大陸の皿」と呼ばれる世界最大の平野にある騎士の国「レーヴァティン」はわずか百年前まで辺境国の1つだったが、1人の農奴が12体の霊獣達の加護を得た鎧を身に着けて最前線で戦い大活躍。やがてレーヴァティンは大国となり英雄となった農奴には「聖騎士」の称号が与えられた。聖騎士伝説は神話になる…はずだった。聖騎士の血を継ぐ「フィッシュバーン家」の姉アシュリーは16歳になり聖騎士の称号を継承する…継承の儀式に立ち会った弟アイザックは聖騎士を継承した姉を襲う悲劇を目撃する。やがて「聖騎士伝説」の真実が明らかになる。2016/03/27

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