角川文庫<br> 失言恐慌 ドキュメント銀行崩壊

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角川文庫
失言恐慌 ドキュメント銀行崩壊

  • 著者名:佐高信【著者】
  • 価格 ¥462(本体¥420)
  • KADOKAWA(2016/02発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784043775019

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内容説明

昭和2年春、時の大蔵大臣・片岡直温は、議会で「渡辺銀行が破綻」と失言、これをきっかけに東京渡辺銀行は倒産した。飛び火した取り付け騒ぎは銀行の連鎖倒産を招き、金融恐慌が勃発する。銀行はなぜ倒産したのか? 放漫経営、脆弱な財務体質だけが原因だったのか? 当時の政・官・財界の動きや関係者の証言を検証し、その真相に迫るとともに、裏に潜んだ政治的思惑、官僚の無責任体制を暴くドキュメント。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Terry Knoll

3
昭和2年大蔵大臣が国会予算委員会の席上、「とうとう銀行が破綻を致しました」と名指しでの失言が取り付け騒ぎを招き、関東大震災後弱っていた中小の銀行が破綻。昭和恐慌の一因となった顛末を、大臣側と銀行側から描いたノンフィクション。 起業家が自ら銀行を資金源として設立、むりな融資を進めるようになり、震災復興債権が焦げ付き弱体化。 この失言無くても早晩多くの銀行が破綻する状況になっていたの真実です。 その後、満州事変(昭和6年)の特需で景気は回復します。ちゃんとつながっていますね。2015/03/10

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