内容説明
おかげさまで前作『まだGHQの洗脳に縛られている日本人』(PHP研究所)は、多くの方に読んでいただけました。前作に対していろいろなコメントをいただくなかで、一つ感じたのは、「日本は悪い国だった」という自虐史観を強く植えつけられたせいで、多くの読者の皆さんが、日本人としてのプライドや誇りを持つことに、どこか抵抗感があるらしいということです。人種差別意識に基づいた過酷な植民地支配を行い、植民地を奪い合って何百年も戦争を繰り返していたのは欧米諸国です。戦争には負けましたが、あのとき誇り高き日本人がいてくれたからこそ、今日の人類は、人種間の平等と繁栄を享受しているのです。すべての日本人が自虐史観のアホらしさに気がつき、日本という国が真の独立主権国家へと復活し、国際的に強いリーダーシップを発揮することで、全世界がもう一段上のステージへと上がる未来を、私は待望しています。(「まえがき」より抜粋)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Eiichi
26
前作が面白かったので、引続き購入、ケントさんの日本人よ自信を持って立ち上がれ、と励ましてくれる良い本でした。こんな合理的な話も、護憲論者は聞く耳を持ってくれないのだろうな~2016/08/17
ひろし
25
前作の続編。前作を上梓したことで起こった様々な世の反応から始まり、ここ一年くらいの日米中韓を中心に語られている。やはり、アメリカ人は論理や主張の組み立てが上手だな。目新しいことがなくても、アメリカ人として思考して物事を捉えて、文章に興してくれたものを読むのはとても参考になる。感想は3つ。やはり自分も『独立自尊』を望むこと。昨年に国会前で馬鹿騒ぎした連中が電波に乗って世界中に大いに恥を晒して大変恥ずかしかったこと。司馬遼太郎さんの『近藤先生は学者ですなあ』の真意が知りたいこと。これは、見逃せない。2016/02/20
謙信公
14
著者は日本人以上に日本のことをよく知り、よく考えてくれている。反日野党、日教組、日弁連、マスコミ、ナベツネ、シールズ、中韓などをバッサリ。昭和日本を痛烈に批判する司馬遼太郎は「近藤先生は学者ですなあ」の発言がすべて。「そもそも憲法9条が憲法違反だ」の見解には驚いたが、新鮮だった。国民の生命と財産を守る自衛隊が憲法違反というのなら、憲法の方を変えてしかるべし。しかし、いざ国民投票をすれば、変化を嫌い、現状のままと判断を下す日本人が多いかも。いつまでもGHQの占領政策、自虐史観、平和ボケから抜け出せないねぇ。2019/04/26
Lila Eule
12
司馬遼太郎のひき殺していくとの上官の発言に志が離反する話は、実は怪しいとの説明がある。丸谷元人の談話や、司馬と同じ立場の元戦車中隊長と秦郁彦との対談で怪しさが明かされた。司馬と同じ隊にいた後に学者となった人が、あんな発言は聞いていないと司馬に問うとニヤリと笑い、学者ですなあと応えたと。あの菅を江田三郎が登用したのにも噛んでいたと。志位委員長の父は、元少尉で抑留中にソ連と工作員となり、明るみになり自首し、後年、機中で突然死と。渡辺恒雄は総理の靖国参拝を認めず、皇居も駐車場にと言ったらしい。図星の指摘ばかり。2016/06/11
ケイ
10
様々な示唆を与えてくれる良書だと思いました。戦前の日本の右翼はスパイばかりですね……。またアメリカ人ならではの論理構成やユーモアにも感じ入りました。シールズの若者たちも、いつか「あの頃は若かったなぁ……」と思う日が来るのでしょうか。2016/03/01
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