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内容説明
船をつくるための鉄斧や武器となる刀の材料になるなど、鉄は古来きわめて重要な資源であった。紀元前から倭人は鉄を朝鮮半島から輸入していたが、1~2世紀に『後漢書』などが伝える「倭国大乱」が起こる。著者はこれを、高句麗の南下によって起こった「鉄の爆発」を伴う社会変革だと考える。それ以降、日本に遊牧民の文化である「光る塚」がつくられ、「鉄の集落」が全国で形成された。そして、都市国家連合である「倭」は朝鮮半島の海上権益を巡り、四世紀末から高句麗と戦うことになる。騎馬民族高句麗は非常に強く倭は軍事的に敗北するも、伽耶国の鉄工業が河内に導入され、ヤマトの工業力は高められた。一方、前方後円墳が大量に築造されるが、あの不思議な形は鉄の交易に関わる秀逸なアイデアの賜であった――。船と港の専門家が、鉄の交易に着目し日本の原像を探る。ベストセラー『日本史の謎は「地形」で解ける』著者、竹村公太郎氏も推薦!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
AICHAN
42
図書館本。読みにくい文章で、話は飛ぶしくどいし、独断が多く、誤字脱字も多く、読むに耐えない。けれど踏ん張って読んだ。百済や加羅から多くの渡来人がやってきて列島の原住民を駆逐したとか、高句麗や新羅から遊牧民が関東地方に多く渡来したとかはわかる。正しいだろう。前方後円墳は朝鮮半島の円墳と遊牧民族の方墳の合体形だというのももしかすると正しいと思うが、だけど前方後円墳が鉄の交易場って……はあ? 疲れた。古代史の謎のいくつかは「鉄」で解けるかもしれないが、「鉄」だけでは絶対に解けないと思う。2019/02/28
fseigojp
29
古代史の謎は海路で解けるの姉妹版 古墳を里程標や道の駅のような存在としてとらえるユニークな視点が面白い2015/11/30
なつきネコ@着物ネコ
16
しかし、古代史の本を出す人は癖が強い。古代史の定説の弱さが癖をだすんだろうな。古代日本はほとんどが海面の中にあった事から、船の道を繋げていた倭人。古墳や神社を繋げると海路になる。鉄の道の学説はする面白い。古墳が墓以外に使われた。そう言えば綱野さんも中世の墓の上に市が開かれていた話を思い出した。なんでも聖域と言ってる綱野さんと同じ事を言っているのは同時に聖域と実用性が両立してるのかもしれない。海を行き来し大陸と繋いでいた日本人はロマンがある。2018/05/16
鐵太郎
12
「鉄」というより交易路で見直した日本の古代史。「倭国大乱」や「古墳の使われ方」、「瀬戸内海航路」についての新解釈、倭国と大和の違い、負け続けて最後に勝った日本。面白い解釈ですな。いくつか引っかかるところはあるけど、こういう解釈もありかな。2015/12/15
nori
9
Extrinsic idea for ancient Japan. I could not understand that 瀬戸内海 was not passage of sea in era of 邪馬台国, while sea route in 山陰 were established where strong wind blown in winter. He said 神功皇后 is not 卑弥呼 but mergo of 斉明 and 持統 however 古事記 is existed. 2017/10/04
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