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内容説明
ごく断片的な史料と、現代人の「謎の真相はこうであって欲しい」という願望も重なり、奇説・珍説が世にはびこる日本古代史――。日本人として誇りを持つことが悪いと言わんばかりの自虐史観と、その反対の国粋主義的史観の両極端の中で、古代史の見方は大きく揺れ動いています。本書は、古今東西の歴史に通じた“鋭い着眼”に定評のある著者が、「神話と歴史を混同することを否定する一方で、中国や韓国に対してもしっかりした自己主張できること」を目指し、自身が到達した古代史の謎の“最終解答”を明らかにします。「日本人の故郷」「神武東征の真実」「邪馬台国の所在地」「大和朝廷と統一国家」「任那日本府」「万世一系と騎馬民族」「聖徳太子架空説」「藤原一族の正体」「天武朝から摂関制へ」「出雲神話に隠された建国史」「遷都に秘められた謎」「大唐帝国と日本」など、堂々巡りの12の“古代史論争”に終止符を打つ渾身の力作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
糜竺(びじく)
21
九州の邪馬台国が東へ移動し大和朝廷になったという「東遷説」を軸に、神武東征や朝鮮半島との深い交流、聖徳太子の国造りなどを一本の線で繋ぎ、日本国家の起源を地政学的に描いた一冊でした。人物が沢山出てきて内容が複雑に感じました。2026/01/21
あんこ
11
神武天皇・大和政権の始まりを個人商店と大企業の例えを使って説明しているのがすっごくわかりやすかった。2018/12/16
たか
4
むーん、やや微妙かな。書いてある内容については賛否分かれそうです。2019/09/08
Junko Yamamoto
2
合理的な視点から古代史を論じていて納得できる内容。 神話と宗教の軽視は違うな、と思ったが。2015/04/07
マサ
1
大和朝廷が日本を統一していく過程についてかなり大胆な論が展開されているように感じる。ある意味それは考古学的、文献的に分かっているところでは今のところこう考えるのがすじだという大ワク的な理解なのだが、世の中にトピックス的な(話題性のある)様々な説があるということなのだろう。自分としては何だか今までモヤモヤとしていたものがやや整理された気がする。興味深い内容だった。2024/05/09
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