ちくま学芸文庫<br> 神秘学概論

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ちくま学芸文庫
神秘学概論

  • ISBN:9784480083951

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内容説明

本書は、シュタイナーの四大主著の一冊であり、その思想の根幹が綴られている。肉体、エーテル体、アストラル体、自我という人間存在のヒエラルキアを解明し、宇宙論、人間論の中で、めくるめくような宇宙史の壮大な展望の下にマクロコスモス(宇宙)とミクロコスモス(人間)との関わりをあとづけ、進化の法則と意識の発達史、古代秘儀の本質、輪廻転生論、悪魔論、霊的認識の方法などを記し、過去と現在と未来についての常識をくつがえした前代未聞の神秘学大系が展開される。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

デビっちん

23
氏の著書が難解なのは、集中して読まざるをえないように文章を記載していると著者自身が述べていました。だから、すぐに、わからなくても大丈夫と自分自身に言いたいです。読むこと自体が霊的修行のはじまり、とのことですから。2021/02/18

梅崎 幸吉

22
シュタイナーの重要な著書である。 壮大な地球・人類の霊的歴史や人類の進化のプロセスが透徹した思考で書かれている。2024/06/06

アミアンの和約

17
オーストリアの哲学者ルドルフ・シュタイナーの主著の一つ。既存の科学的事実を独自の視点で再解釈していく試みは、オカルト的だが面白い。科学に基づいた合理主義は正しい。が、そこには物語がない。岸田秀も言うように、人間は物語を必要とする動物だ。であるならば、科学的合理主義にまみれた現代において物語を再構築する試みとして本書は意義深いのではなかろうか。2025/03/28

春ドーナツ

15
火のないところに煙は立たず。そこに真実が含まれているとすれば、本書の内容を簡単にしりぞけることはできないと思う。秘儀参入して超感覚を身につけると、世界の裏側(あるいは表側)のめくるめく世界があなたを祝福してくれるだろう。心頭滅却すれば、という文言を21世紀になってから、誰かが話すのも、本の文面でも見かけた記憶がないけれど、思い出す。ヨーガの呼吸法により、限界突破の瞑想に到達すれば、というのは、要は解脱とか悟りの境地に達することと同じなのではないかと思う。ただねえ、ふたつの世界を股にかけて生きるのは大変そう2025/07/10

ショウジ

14
難しかった。まずは著者の四大著書に目を通したらもう一度読みたいと思います。2022/10/25

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