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内容説明
肩書き無き県庁職員の痛快「お役所改革」記。
佐賀県庁職員でありながら、行政発信の救急医療改革を全国に広める活動を続けている著者は、県庁舎の席に座っていることも少なく、「そろそろクビか?」「はみ出し過ぎ」と揶揄される毎日。それでもくじけずに目的に向かって歩いていくのは、「助けを求める人がいる」「助けられる命がある」という現実を実際に目にしているからに他ならない。
自ら救急車に乗り込み、救急搬送に時間がかかるのは受けいれる病院探しのシステムが確立されていないことが原因と知った彼は、周囲の反対と冷たい目にもひるまず、県内の全救急車両にiPadを配備、病院とのネットワークを構築し、全国で初めて救急搬送時間短縮に成功する。
また、協力する人がほとんどいない中でドクター・ヘリ導入に奔走し、すでに多くの命を救うことに成功している。
歴史好きで、幕末の志士に魅せられ、地元・佐賀をこよなく愛する著者に、県庁での肩書きはない。それでも、全国から講演を依頼され、「お役所仕事」変革のために走り続けている。
お役所版「半沢直樹」のような、痛快なエピソードも満載。全国の公務員、またあらゆるビジネスマンの心に火をつける、情熱のノンフィクション!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶ~よん
70
はみだし佐賀県庁職員の痛快ノンフィクション。いわゆるお役所仕事が蔓延する職場で、変革を起こし続ける一人の男。失敗しても給料に大きく響かない仕事だから、色々なことに挑戦できる。そんな発想が、県内すべての救急車にiPadを配備させ、ドクターヘリの導入も可能にした。法律を守ることが目的ではなく、法律の意味を考えることが大事。環境に大きな変化を求めるのではなく、自分のできる範囲で行動を起こす。組織で誰でもできること、とても基本的なことを教えてくれる。仕事に安定を求める人に、税金で飯を食う公務員になって欲しくない!2022/08/18
桜もち
55
この本の著者は夢の扉で取り上げられた。佐賀県の公務員で、救急搬送時間を短くする為に全ての救急車にiPadを設置した。岩盤を砕いてきた人だ。彼のスイッチを押したのは、現場で救急隊員や医師の困った顔を見たこと。怒られながらも頼み込んで救急車に同乗させてもらったという。現場を見ることが一番の原点だな〜変革を起こした円城寺氏だが、興味深いことを言っている。前例を学ばず頭から否定するのは思い上がり。時代に合わなくなった前例や既存の制度も先人の苦労の末にできたもの。まずは定石を習熟せよ。定石を壊すのは定石のみ。2016/08/20
どどいち
53
やはりやり過ぎる位が、会社・自部署の改革に繋がることを実感した作品だった。怖がっていては何も始まらない。2016/11/27
みっくん
47
スーパー公務員が出るわ出るわ。救急車×iPadで、病院のたらい回しを軽減。その他県庁職員のテレワーク等佐賀県はICTの先進地だ。すごいなSAGA。それにしても新書まで出しといて私はスーパー公務員でもなんでもない。と、言い切る著者に敬礼!2016/02/18
リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん
46
素直に格好良いと思いました。自分のやっている事に自信を持ち、信念を燃やし続ける事が大事です。医療現場にipadの使用を提案し革新をもたらしました。自分一人から始める。その勇気を持ちたいです。2016/07/12




