内容説明
十二頭の竜の力によって守られる国で、竜に選ばれた者は〈竜眼卿〉となり、皇帝に次ぐ高い地位が与えられる。竜に選ばれるべく厳しい修行を積んでいた男装の少女イオンは、長らく姿を消していた幻の竜に選ばれ、権謀術数渦巻く宮城へとその身を投じることになる……。華麗なる中華風ファンタジイ二部作第一弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
宇宙猫
23
★★★ 12頭の竜に守護された国で竜の力を扱う竜眼卿を選ぶ日に、少年になりすましたイオナは500年不在だった鏡の竜に選ばれたため、権力闘争の中心に置かれることになる。ちょっと「パーンの竜騎士」に似てるかな。でも、背景もストーリーも魅力あるのに、主人公が終始パニック状態で支離滅裂なのが残念。続編を先に読んでしまって結果を知っているから余計もどかしく思ったのかもしれないが。2016/07/08
あゆみ
18
★★★★☆ 竜が登場する中華ファンタジーというストーリーは好みなのに、翻訳が好きになれない。原文に忠実に訳しているのかは知らないが、違和感を抱く訳が多くて残念。日本では十二支の最後は猪だが中国では豚なのか…知らなかった。内容はイオンが次々とふりかかる苦難をどう乗り越えていくか楽しみ。2016/03/04
うにすけ
11
あらすじにひかれて挑戦。中華というかアジアンなファンタジーですかね。干支は日本だけではないのか~と検索してしまいました、笑。干支なのにみんな竜なのか…なじむまでちょっとかかったかな。女だから~なところよりも、宮廷内の権力争いのほうが気になる。皇子とはラブはあるのかしら。下巻も読みます。2016/03/30
いちろ(1969aMAN改め)
8
中華風ドラゴンファンタジー、とのことなのだが、あまり感じない、かな。登場人物の髪が黒そう。で十二支がベースというだけ。十二の一つが欠けていて、それを偽りの身分の私がその一つを手に入れるが。やきもきさせながら期待通りの展開で好感が持てます。全二部のまずは第一部だそう。三月には第二部がでるようなのであまりイライラせず先を待てそうです。2016/01/29
みろ
6
せっかく十二支を絡めた竜の設定なんだから、鼠じゃなくて子、の字を使ってほしかった。あとはまとめて下巻で。2016/08/12
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