PHP新書<br> 人類と地球の大問題 - 真の安全保障を考える

個数:1
紙書籍版価格
¥880
  • 電子書籍
  • Reader

PHP新書
人類と地球の大問題 - 真の安全保障を考える

  • 著者名:丹羽宇一郎
  • 価格 ¥750(本体¥682)
  • PHP研究所(2016/02発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569827353

ファイル: /

内容説明

14万部超えのベストセラー『中国の大問題』に続く、丹羽宇一郎氏のPHP新書第2弾。1972年に刊行されたベストセラー『成長の限界』は、「あと20年で石油は枯渇し、人類の成長は限界に達する」と警鐘を鳴らし、世界を震撼させた。結果的に、その予測は現実のものとはならなかったものの、あれから40年以上経ち、地球の人口は倍増し、温暖化も進み、食料や水の枯渇リスクも高まってきた。たしかに最近、日本でも頻発する集中豪雨や巨大化する台風などの“地球の反乱”には、私たちの想像をはるかに超えるものがある。にもかかわらず、「なんとかなるさ」と知らん顔を決め込んでいる人間は、傲慢すぎるのでは――。昨冬のCOP21では、世界196の国・地域が温暖化に対する取り組みで合意に達したが、いまこそ、人類の英知が試されるときである。著者が自らの商社マン時代、中国大使時代の体験も踏まえ、人類の未来を展望し、真の安全保障を考える一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Risa

10
私たちはなぜ環境問題に取り組む必要があるのか、という根本的なところに立ち返りたくて手にした一冊です。食料や水、エネルギー不足の被害を真っ先に受けるのはいつだって弱い立場にある人たちである、ということを忘れないようにしたいです。2023/01/10

Arowana

6
水・エネルギー・食料の効果は相補的であるため、複数の評価項目を整理した上で総合判断しなければならない点は大変勉強になった。加えて人口問題、気候変動、インフラ政策、国際協力etc.重要ファクターは多岐に渡る。不確定要素も多し。『最大の危機は最大の好機。未来予測においては悲観的に考えて楽観的に行動せよ。』とのこと。2019/04/28

たばかる

5
地球温暖化懐疑論を知ったので、批判的視点を見ようと思って選書。ただその話題は“懐疑論はない”であっさり片付けられてやや落胆。温暖化以外の環境問題などは(バイアスも強そうだが)詳細に語られているので参考にはなった。2018/06/08

Kentaro

5
すべては貧困問題とも連動し、水利権争いによる戦争、温暖化ガスによる気候変動による災害の増加、食料自給力増加に向けた農業改革など、成すべき課題解決テーマが山積です。我々の中計も社会課題の解決が必須となっている理由が良くわかります!2016/11/08

mintia

4
地球に起きている問題が山積していることが改めて分かった。自分も少しづつ考えていきたい。2016/11/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10169602
  • ご注意事項