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内容説明
著者が幸運にも工藤公康氏(現・福岡ソフトバンクホークス監督)、片山晋吾選手(プロゴルファー)らトップアスリートのトレーナーを務めることができたのは、一冊の本のおかげだという。江戸時代の儒学者・貝原益軒が、長寿をまっとうするための健康術をまとめた『養生訓』だ。著者は、スポーツ科学の観点から同書を読み解き、トップアスリートに『養生訓』をとり入れたトレーニング生活を勧め、結果を出してきた。「私たちトレーナーの役目は、スポーツの『養生訓』をつくり上げることではないのか。その『養生訓』をアスリートに伝え、怪我をしないからだをつくり、パフォーマンスを最大限に引き上げる。アスリートに『養生訓』を実践させる存在がトレーナーだ」(白木氏)。その意味では、本書はまさに白木流「スポーツ養生訓」。スポーツの現場はもちろん、日常生活でもヒントになる珠玉の言葉を、ぜひとも味わってほしい。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
31
江戸時代の1712年に日本人の平均寿命が恐らく50歳そこそこだった時代に、貝原益軒が長寿を全うするための生活上の知恵を示した。貝原益軒はこの時代に83歳まで生きたというからその内容はまさしく現代でも十二分に活用できるものだ。養生のやり方を努力して学び、長く実行すれば、体は健康で病気もせず、天寿を保って長生きできる。 この自然の定理とも言えるような怪我をしないからだ作り、病気をしないで最大のパフォーマンスに繋がる食事方や睡眠などを実践したのが、野球の工藤公康であり、ゴルフの片山晋呉であったようだ。2019/07/20
Mistral_K
1
工藤公康氏の例で一気に引き込まれた。平均寿命が50歳程度だった江戸時代に83歳まで天寿を全うした貝原益軒の教えは現代でも生きている。古典には古典になるだけの理由があるということだ。2023/12/26
Mirunovic
1
興味深く読めました。工藤公康、現役長かったんですね。どのような管理をしていたのか気になります。2018/01/29
脱俗のピーター
1
シンプルにかつ、謙虚に生きる。股関節トレは、実践していますが、継続が大事です。2016/02/17
Shohei Kishida
1
タイトルにある養生訓というのが気になって読んでみた。養生訓は江戸時代に貝原益軒が心身の健康法について書いた本であり、哲学的な要素も多く含んでいる。それに書いてあることを基に、作者の白木さんは数々のトップアスリートのトレーナーとして活躍されている。怪我の予防のために、股関節を鍛えるコアトレ(相撲の四股)の話はこれから実践してみようと思った。2016/02/11
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