経済政策の“ご意見番”がこっそり教える アベノミクスの逆襲

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経済政策の“ご意見番”がこっそり教える アベノミクスの逆襲

  • 著者名:高橋洋一
  • 価格 ¥1,300(本体¥1,182)
  • PHP研究所(2016/02発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569821429

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内容説明

アベノミクスは効果があったのか、なかったのか? 消費税増税を断行すべきなのか、回避すべきなのか? アベノミクスの発動に大きな影響を与えた「経済政策のご意見番」が、巷にあふれる「不見識な経済論」を一刀両断し、今後の日本経済の行方をすべて見通す決定版の一冊である。せっかくアベノミクスの成果で上昇気流に乗り始めた日本経済。だが、平成26年(2014)4月の消費税増税で、あたかも離陸中の飛行機が急にエンジンを逆噴射して失速してしまうような結果を招いてしまった。だがこの先、平成27年(2015)10月に8%から10%へ、さらなる税率Upが予定されている。はたして今、日本経済は「いかなる政策」を選択すべきなのか。それを妨げる「世迷言」を声高に主張するのは誰なのか。そして、その誤謬の核心はどこにあるのか。経済予測を次々に的中させてきた著者が、予測も当らぬ“増税煽動エコノミスト”の雑音を吹き飛ばし、日本が進むべき道を明快に描き出す!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mazda

30
著者の言う「消費税増税反対」は、やはり正しいと感じています。消費税増税はそもそも間違いだったし、それがなければ、アベノミクスは当初の計画通りに推移していただろう、と考えられます。また、消費税で社会保障を賄うのは、やはりナンセンス。さらに、消費税は逆進性が高く不公平だし、滞納率も高くむしろ税収が減ります。結局2014年4月に8%に増税されたことで、GDPの大幅な落ち込みがありました。この点についてはエコノミストも軒並み予想が外れており、責任問題に発展してもおかしくないくらいです。景気のために、消費税減税を!2017/02/10

Honey

11
ブログやツイッターなどで断片的に入ってきていた情報が、全部繋がったように感じられ、とてもすっきりした気分です。マクロ経済がわかった、なんていえませんけれど、一フツーの国民として、日本の”反成長”に飯の種がある専門家(?)にだまされないようにしたいと思いました!! 今これから、アベノミクスを成功させることが日本にとって大変重要なこともわかりましたが、かつてのオイルショックやバブル崩壊時の分析も大変勉強になりました。読みやすいですし、多くの国民に一般知識としての経済入門書の1冊としてもお勧めです。2015/01/16

BluePlanet

4
★★★★★2014年11月19日発行。アベノミクスのこれまでの評価、消費税増税がいかに日本の経済成長、さらには財政再建の為のプライマリーバランスにいかにマイナスとなっているかを解りやすく解説。今回安倍首相は政治的に已む無く景気条項無しの2017年4月の消費税10%の増税を決定したが、著者が言うように全商品に5%の軽減税率を適用することができれば、すべてが解決するのではないだろうか。これまで財務省の御用経済学者となり下がった大学の先生や、多くのエコノミスト、マスコミ関係者に読んでもらいたい本だ。2014/11/30

だろん

3
いつもこの方、ゴミの詰まっていない頭でピュアに解いてくれます。平成の鬼平三重野による日本クラッシュ、ノーパンしゃぶしゃぶ福井の離陸中の燃料カット、財務省によるデフレ下の2度の増税と、こんなに足を引っ張られても尚、日本の財政の原因が分からない、分かりたくない人多すぎ。自分のまわりにもいっぱい…日本経済の窮乏化は、反日勢力と多くの政官の利害が一致している現状が大問題。NHKやテレ朝のような反日メディアに呼ばれる経済学者?や金融機関系シンクタンクの解説者を信用してしまう方々にご一読いただきたいものです。2015/05/11

ぷれば

3
ニュースや国会の野党質疑などで、アベノミクスについて、一方的な批判ばかりを耳にする…が、いつも違和感満載である。給料アップは遅行指標にも関わらず、最初から大騒ぎしていたのも笑えた。消費税増税は国際公約論や、借金(資産は無視)など数限りない。これらのハテナに明解かつ大胆に応えてくれたのが本書である。それにしても消費税凍結がこんなに困難な手続きが必要だとは…昨年末に突然の衆議院解散も納得である。2015/03/16

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