講談社青い鳥文庫 トキメキ 図書館 ＰＡＲＴ４ －十八年目の卒業式－

著者名：服部千春【著】/ほおのきソラ【絵】

講談社（2016/02発売）

• ISBN：9784062853439

内容説明

放課後の図書館で、萌は宙と亮介に、みずからの秘密を打ち明けた。３年前に亡くなった海の姿が見えるようになったこと。崖から落ちかけた宙を海といっしょに助け、その後、海が消えていったということ……。萌の話をじっと聞いていた宙と亮介はショックを抱える。そのとき萌は、図書館に男の子がいることに気づく。声をかけようとした矢先、萌は発熱のため倒れてしまい、気づくと男の子はいなくなっていた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ふあ#好きピほしいいいいいいいい]

トキメキシリーズ読破！！！

2025/07/07

[izw]

萌とソラには亡くなった人が見える、ということを、宙、奈津、亮介、ひとみ先生に打ち明ける。信じがたいことだけど本当のことだと思うようになる過程、萌・ソラだけが見えているのに、そのことをつい忘れてしまう言動が繰り返されるうちに、霊が出てくること、萌が見えることが自然に感じられるようになる、うまい構成である。ひとみ先生が小学生のときに2学期だけいた転校生をめぐる物語。阪神大震災で亡くなったが、前日に書いた手紙がひとみ先生が送られたことから始まる。卒業できなかった友達に卒業証書を渡すなんて、いいなあ。

2016/11/10

[かりんとー]

お姉ちゃんが、さらっと「悪意メッセージを受け取ったときの対処の方法」を教えてくれている。小中学生には大事な情報だよなあ。

2025/03/30

[sora]

小３

2025/05/17

[kaii okame]

萌は本当に霊感があるんだなと思った。 ひとみ先生の死んだ友達と会えて良かったなと思った。

2025/05/06