サイエンス・アイ新書<br> 重火器の科学 戦場を制する火砲の秘密に迫る

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サイエンス・アイ新書
重火器の科学 戦場を制する火砲の秘密に迫る

  • 著者名:かのよしのり【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • SBクリエイティブ(2016/01発売)
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  • ISBN:9784797369649

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内容説明

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知られざる「重火器の秘密」を科学で解き明かす。

【陸上自衛隊の武器補給処技術課研究班に勤務した、武器のスペシャリストが
狙撃の基本を1冊にまとめました!】

陸戦の原則に「砲兵が耕し、歩兵が占領する」という言葉があるように、
戦場は火砲が制します。

現代の陸戦では死傷者の4分の3は砲爆弾によって生じており、
重火器を使った戦闘に勝利できれば、小火器を使う戦闘を行う前に、
勝敗はほぼ決しているといっても過言ではありません。

そこで本書では、砲兵が取り扱う重火器を中心に、歩兵がもち歩く火砲、
さらには地雷や手榴弾についても科学的な視点から解説していきます。

【この本の内容(一部)】
●砲熕とはなにか?
●バズーカとはなにか?
●速射砲、機関砲
●高射砲と高射機関砲
●砲弾とはなにか?
●徹甲弾と弾底信管
●装弾筒付徹甲弾
●ベースブリード弾と噴進弾
●砲身の材料
●砲身の構造
●敵の位置を標定する
●信管の選択
●逆探知と反撃
●効力射と陣地変換
●砲撃の効果と防護
●工兵隊とはなにか?
●地雷原を構成する
●導火線と導爆線
●連隊火力
●攻撃手榴弾と破片手榴弾
●爆薬は水に濡れても爆発する

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fseigojp

22
これも戦争映画、戦争小説の理解に重宝します2015/12/05

活字スキー

18
前に読んだ『狙撃の科学』が結構おもしろかったので。元自衛官の著者が、兵隊さんがどのように戦うのかを具体的なアイテムを例に解説してくれるシリーズ、今回は銃以外のいわゆる大砲の類の他、手榴弾等の爆発物全般について。カラー写真やイラストと解説文が交互に並んでいるのでイメージしやすい。それでも、こんな本読むのはにわかミリタリ趣味のヌルオタに限ると思うけど。列車砲とかダイナマイト砲艦ヴェスヴィオスとかのバカ兵器……ネタとしては大好きだぜ?2015/09/05

nbhd

15
立て続けに、軍事兵器関連の本を数冊パラパラ眺めてみて、いや僕にとっては自己啓発本とおんなじくらい食指の及ばない分野だなと、ホッとした気持ちでいる。これからの人生で、決して手を出すことはないであろうと、ラッパーがしばしば「確信/核心」ってライムを踏むようなぐあいの確信を得た。むぅ、でも「武器と人間の精神史」のよな思弁的な著作があったらちょっと気にするかもだな。このテの分野が好きな人は大変だろうな、そりゃもう、沼が深くって深くって。2023/08/11

文章で飯を食う

9
戦闘機、戦車、火器などは、命がかかっているので、工業製品として尖っていて面白い。面白がっていられるのも、平和だからこそだ。このあたりの矛盾も人間だからな。2015/09/20

Aminadab

6
著者は昭和25年生まれの自衛官で、平成16年の定年退官まで勤めあげた人。同じ新書に『狙撃の科学』、『銃の科学』があり、いずれも本職の人には常識である内容を本職でない人に解ってもらおうという姿勢で書かれている。本書では砲兵(特科)だけでなく、工兵の扱う地雷や、歩兵の扱う対戦車ロケットや手榴弾までカバーしている。知らないことがたくさん書かれていて蒙を啓かれた。第七章の無煙火薬以降の火薬・爆薬の話がいちばん耳に新しかったが、自衛隊のパンツァーファウスト3がカウンターマス方式だということも実は本書で初めて知った。2017/05/04

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