内容説明
中学1年のときに心臓発作で死にかけたことを機に、直感の声が聞こえるようになった著者。以来、直感に従って生きることで、新しい人生を次々と切り拓き、ギリシャ、イタリア、ドイツ、フランス、スイス、オランダ、イギリス、スペインと国境を軽く飛び越え、希有な人生経験を積む。
現在、スペインで、鍼灸師・カウンセラーとして、「百パーセント治らない」と言われた病気を治すなど数々の奇跡な治療を行っている著者が、これまでの人生で見つけてきた、国境も人種も越えた幸せな人生を生きるための極意を教える。
◆もくじ
序文 吉本ばなな
極意その1 まず最初に自分のことを考える。余裕ができたら、次に今、自分の目の前にいる人間のことを考える。そして一番最後に遠くいる人間のことを考えること
極意その2 自分を熟知すること
極意その3 他人を熟知すること
極意その4 過去に生きず、未来に生きず、ただ現在に生きること
極意その5 日本人と西洋人の違いを熟知すること
極意その6 武士道精神と宗教の違いを熟知すること
極意その7 人間を愛すること
極意その8 友だちのメカニズムを熟知すること
極意その9 絆について熟知すること
極意その10 直感を熟知すること
対談 水谷 孝 × 吉本ばなな
おわりに 水谷 孝
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あるぱか
2
非常に面白い視点だった。エネルギーの話がおもしろい。西洋人は外に出すエネルギーに長けているけど、外にいきすぎてダメになってしまう。東洋人はその逆で内に向けるエネルギーに長け、いきすぎてだめになってしまう。という説はすっきりするほど納得。そしてインド人は両方のエネルギーを持ってるんじゃないかって思ってしまった笑 今年バスクに行ってきたばかりなので著者を訪ねたかった。2016/12/30
きさ
1
水谷さんは常に自分を優先にしながら相手を思いやる風変わりな人だと思う。中学の頃から人に興味をもち、自分の理論をとことん述べているのが面白い。欧州と比較して日本の良いところをしっかり述べている。日本人は内側にベクトルが向いているからじっくり考え続けることができるらしいです。また最大の良さは自分をさりげなく主張しつつ相手に気を配るのが上手な国民だそう。この比較は興味深い。2017/01/13
shantaram
0
著者が初めて書いた本ということで、文章自体はとても読みにくいです(笑)内容は少しオカルト系になりますけど、言わんとしていることは分かるような・・・とても魅力的な方とは思うので、講演会とかしてくださったらいいのに・・・2016/04/14
violeta
0
とても独特な世界観なので、全てを受け入れることは出来ないけれど、ああそうかもなあと思うことがいくつかありました。2016/03/03
yarake isuke
0
BF。人とのつながりの大切さ。武士道と聞くと「ほとんどの人たちは農民だったのにー」とかひねくれて思ってしまう私。恋愛には自信あるというアピールが何かちょっと。日本人と西洋人のエネルギー方向についてが興味深かった。2018/12/14