内容説明
学校教育に足りないもの。これからの日本に必要なこと。
小・中・高、そして大学――
それぞれの年代に求められる自由とは ? 規律とは? 責任とは?
「徳ある人」を育むための13のヒント
▽善悪の価値判断をどう教えるか
▽学校生活における異性との関わり方とは
▽偉人や英雄を否定する左翼史観の問題
▽公平と平等――格差についての考察
▽個人の自由と社会秩序の関係 etc.
【いまの日本では、週刊誌が道徳の教科書になっている!?】
インタビュアー 大川直樹
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
作楽
8
夏目漱石の英文学に対する壁についてが面白かった。道徳って、すごく多岐にわたるんですね。もう一回読まないと、むつかしいな。2016/02/23
かささぎのはし
3
想像したよりも道徳の範囲が広くて興味深く読めた。文学についての考察に納得がいった。夏目漱石がぶつかった英文学と漢文学と道徳感がおもしろかった。私も現代文学といわれるものにはあまり興味がもてないのだけれど、その理由のいったんがよくわかった。また、学校での男女交際などさまざまな範囲の道徳が説かれ、最終的に宗教にまで言及されている。2016/02/14
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0
大川氏の知性の側面が垣間見られました。宗教者イコール教育者だろうなと…ただし自分自身幸福の科学の信者ではなく、原発再稼働容認の姿勢はどんな理屈があっても、納得できません。政治的な問題についてはいろいろ言いたいことがありますが、道徳については幸福の科学の設立につながった観念のルーツ知るきっかけになって自分として道徳の観念を再考する参考になった面があって読んで良かったと素直に思います。2016/07/10