内容説明
私たちはさまざまなあかりに照らされながら暮らしています。自然光をはじめ、電気を使った照明の白熱灯、LED…など光源の種類もさまざまです。これらを扱うには「光」や「色」について仕組みを十分に理解することが大切です。本書は、照明を自然科学側面に触れて解説しています。なぜあかりは光るのか、明るさを示す単位はどんなものがあるのかなど、基本的な知識からそれぞれの光源の特性、さらにはあかりによる心理効果までが学ぶことができます。あかりの基本知識を得ることで、照明の有効な使い方、演出効果をねらった照明技術に役立てられます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りりん
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光とは何か、という部分から始まり、各種光源の発光方法や特性、光が与える影響などを記した一冊。科学的な側面から光を取り扱っており、我々が日常当たり前のように使っている光を基礎から解説しているのだが、私が想像していた内容とは若干異なるものだった。もっと科学的な部分を押し出し、光の面白さを説く内容と期待していただけに、期待外れは否めなかった。とはいえ、中学や高校時代に学んだ光の性質を改めて理解するには重宝するものであり、全体的に浅く広く内容を盛り込んでいると思われる。が、浅く広くなだけに物足りなさは否めない。2015/11/15