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内容説明
2020年、東京五輪が開催される年までに、日本は、世界はどうなっているのか。読めばあなたの未来が見えてくる! 本書は、日本を代表する論客であり、経済学のみならず実際の政策にも精通する著者が贈る「知の羅針盤」である。2020年までに、私たちの仕事は、生活はどう変わるのか。これから成長する国、没落する国はどこか。人口問題、景気動向、規制緩和、国家戦略特区……。さらには小型ドローンや人工知能など最新テクノロジーの可能性から、まだまだ伸びるインバウンド消費などについて、様々なデータと経済学的・地政学的観点から縦横無尽に読み解いていく。日本と世界が向かう大きな潮流がわかれば、「これからどうすれば良いか」も見えてくる。ますます不確実性を増す世界で生き抜くための未来図を、ぜひ本書で手に入れてほしい。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
2
今の日本の財政収支は改善させなければならない。まずは規制を取り払い、企業が動きやすくルールを改正し、頑張ったものには頑張っただけ富を貯め、経済を改善した上で歳入の改善として、中産階級から税金を徴収する。 又企業が従業員を抱えるリスクを排除し、成果主義で報酬を与える世界が頑張る人が救われる世界になる。変化できるものが生き残る。 といったものでした。 なるほど、この人は完全に搾取系の人だなあと感じるとともに、国益や国民の富ではなく、一部の富めるもののための戦術しか考えない人なのだなあと感じた一冊でした。2017/05/23
ニッキー
2
将来への希望を持てるとともに、頑張らないとという気にさせられる内容でした。2017/05/25
白いカラス
2
結局、自分自身のコンパスを持ち大きな流れを見定める力が必要だと言うことだと思います。2016/02/15
Yoshihiro Yamamoto
2
B 目次を見てたら、先日読んだフェルドマンさんの本とよく似てる(農業の可能性、新柔軟な労働市場など)ことに気づいた。エネルギー開発の必要性二人ともワールドビジネスサテライトの解説者という共通性がある。日経好みなんだなぁ…。著者の言動はずーっとウォッッチしてきたが、アメリカの犬などと言われても、世の中の流れははぼ言う通りに流れている。「フラット化の要因はグローバル化とデジタル化でアメリカ原理主義は関係ありません」との記述には苦笑いさせられる。2020年までの変化が日本にとって有意義なものになることを祈って。2016/01/19
pacino
1
2020年、今読んでみた。多くはこの通りになっていない。まさかのオリンピックすら行われていないのが現実。そんなこと予想できた人などいただろうか。多くの企業の中期経営計画が全く的はずれな事からも誰も予想できなかったことは明らか。しかし一部の企業では中経の予測値を超える業績を上げている。そういう企業は保守的であると同時に業界の地図が常に変化する事を理解しているように思う。「地図ではなくコンパス。」また業績予想は保守的であるのにも関わらず、それらの企業は楽観的。「悲観は気分。楽観は意志」2020/05/10