文学の扉<br> 岬のマヨイガ

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文学の扉
岬のマヨイガ

  • 著者名:柏葉幸子【著】/さいとうゆきこ【絵】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 講談社(2016/01発売)
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  • ISBN:9784062832359

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内容説明

あの日、両親を亡くした萌花は親戚にひきとられるために、そして、ゆりえは暴力をふるう夫から逃れるために、狐崎の駅に降り立った。彼女たちの運命を変えたのは大震災、そして巨大な津波だった。命は助かったが、避難先で身元を問われて困惑するふたり。救いの手をさしのべたのは、山名キワという老婆だった。その日から、ゆりえは「結(ゆい)」として、萌花は「ひより」として、キワと女三人、不思議な共同生活が始まった――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

71
東日本大震災の日、狐崎の駅そばの食堂で震災にあった、DV夫から逃げてきたゆりえさんと両親を事故で亡くし伯父に引き取られる事になった萌花。避難所で困っている二人を助けてくれたキワお婆さんと3人で暮らし始めます。そこは岬に建つ藁葺き屋根のボロ家マヨイガ。行き場のなかった3人が助け合って生活する日々にホッコリしていたのに、アガメという怪物が表れて不思議世界が始まりました。児童書ですが、繊細な児童にはきつすぎると思いました。トラウマになりそうです。アガメにも言い分があるような。微妙な読後感。2016/02/07

ゆみねこ

68
三陸の海岸近くの狐崎の駅であの震災に遭った萌花ちゃんとゆりえさん。二人を救ってくれたのは山名キワおばあちゃん。血のつながらない、世代の違う3人は、岬の古い民家で暮らしはじめる。とても素敵なファンタジーでした。おばあちゃん、いったい何者?2016/01/27

けんとまん1007

65
遠野という地名・響きには、独特のものを感じてしまう。そこに大震災という環境が加わる中で、明日に向かって生きていくものがたり。家族おは、いったい何だろうおいうことも考える。時々ではあるが、ふと何ともいえない気配を感じることがある。そのいったんが、ここにもあるように思う。家族、いのちは、人間だけで成り立つものではないと思う。そんないろいろなものが、象徴的にここに籠められている。2016/07/20

はる

62
マヨイガって蛾?って思ったら、民話の「迷い家」のことでした(笑)。東日本大震災の後、静かに癒されていく序盤の展開から、次第に娯楽性が強くなっていきます。遠野の伝承を織り込んだファンタジックなストーリー。これはこれでとても面白かったのですが、個人的には序盤のふんわりした優しさのままでも良かったかな、と思います。あまり大仰にせず、少し不思議、ぐらいで。2015/11/03

ポチ

57
震災と津波、心に深く残った傷、主人公の目を通して故郷を愛し守っていく人達が描かれている。遠野物語の妖達もいい味を出し、時にほっこりしながらも前向きになる心に響く作品でした。2019/01/12

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