[新装版]真田幸村―「弱者」の必勝戦術ここにあり

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[新装版]真田幸村―「弱者」の必勝戦術ここにあり

  • ISBN:9784833450843

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内容説明

わずか約2500の軍勢で3万8000の徳川大軍を翻弄し退けた知謀の男とは何者だったのか!?
名著者たちの論考でその実態に迫る、「日本一のつわもの」を読み解くためのアンソロジー。

【著者紹介】
江坂彰 (えさか・あきら)
一九三六年、京都府生まれ。京都大学文学部卒業。東急エージェンシー関西支社社長等を経て、八四年に独立し『冬の火花―ある管理職の左遷録』で作家としてデビュー。

白石一郎 (しらいし・いちろう)
一九三一年、釜山生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。五七年『雑兵』で第十回講談社倶楽部賞を受賞して文筆生活に入る。八七年『海狼伝』で第十七回直木賞を受賞。

百瀬明治 (ももせ・めいじ)
一九四一年、長野県生まれ。京都大学文学部卒業。『表象』同人、季刊『歴史と文学』編集長を経て、歴史を主対象とした著述業へ。

土門周平 (どもん・しゅうへい)
一九二〇年、東京都生まれ。陸軍士官学校卒業(第五十五期)。戦車師団中隊長で終戦。防衛研究所戦史編さん官等を経て、著述業へ。

南原幹雄(なんばら・みきお)
一九三八年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。日活に勤務。七五年退社し、作家生活に入る。七三年『女絵地獄』で小説現代新人賞受賞。

滝口康彦 (たきぐち・やすひこ)
一九二四年、長崎県生まれ。高等小学校卒業。以後独学。郵便局集配員、運送会社事務員、兵役約一カ年、炭鉱鉱員などを経て、ラジオドラマ小説の懸賞当選を機に文筆業となる。

新井英生(あらい・ひでを)
一九三三年、大阪府生まれ。早稲田大学文学部中退。文芸通信社記者を経て、文筆活動に入る。

【目次より】
序◆功名心を捨てよ。人はそこについてくる――江坂彰
第一章◆「日本一のつわもの」真田幸村――白石一郎
第二章◆「戦争芸術家」の悲愴なる闘い――百瀬明治
第三章◆「大坂夏の陣」一点集中突破の威力――土門周平
第四章◆「不惜身命」六連銭の気概――南原幹雄
第五章◆「表裏比興の雄」真田昌幸――滝口康彦
第六章◆上田城守備戦と「詭計」「謀略」――新井英生

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Toshio Ishizuka

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時を読み、誰に付くのか(あるいは付いたふりをするのか)を見抜く洞察力。周囲を巻き込み思う通りに動かす組織影響力。見習いたいものですね。2016/03/06

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