内容説明
21世紀初頭――「北の大国」は北海道、新潟、栃木北部までを侵攻。「日本民主主義人民共和国(DPRJ)」を成立させた。日本軍は首都東京を死守すべく、埼玉北部に解放戦線(NFL)を結成、藍とその友人である三人組の所属する無国籍軍が盾となり内線状態が続いていた。藍は狙撃の腕と、その身体能力を買われ、沙羅たち3人を率いる狙撃兵のリーダーとなるのだが、突然の空爆で全身を負傷し、一時的に意識不明となってしまうのだった……。敵は「北の大国」。対東京無国籍部隊――映像版「東京無国籍少女」では描けなかった空白の時間が蘇る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まつじん
13
途中から予想した通りの結末でした。映画を見損なったのでDVDをどうするかな?2016/01/19
へいほー
3
やっと読み終わった。と言っても流し読みだつたけど。 映画をみてから、背景を知りたくて購入したけど、なかなか読み進められなったのよね。 映画からしてよそうはしてたけど、文章にすると、どこまでも単調だな2022/01/21
月式
3
映画先行。小説ではロシア系の難民であることがより強調され無国籍少女というタイトルがよりずっしりくる。もう一度映画でのパンモロ近接格闘無双シーンを観たくなった。2016/08/16
あみか
1
友達では断じて無く仲間の大切さを感じさせる佳作。2015/12/12
トリオン
1
映画『東京無国籍少女』のノベライズというよりは第三の同名作。映画と着眼点が違い女子三人組と藍が終始仲間として描かれるところがとてもよかった。しかし押井さんの風格ある文章に比べ山邑さんの文体はいかにも平易だし、設定に関しても、正体の掴め無さが映画版に与えていた独特の雰囲気が損なわれるほどにわかりやすく整理しすぎで、その結果「無国籍感」が失われている。第一あの背景の抵抗軍なら「あのカラー」にはならんだろ。しかし「無国籍少女」の背景には発見もある。別物として読むべき一冊と思います。2015/12/02
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