内容説明
内乱・恐怖政治まで含めた過去200年間の戦争をコンピュータによって数量分析し、近代戦の特質を考察。加えて、過去未遂に終った戦争の要因を分析し、将来おこりうる戦争を予測、戦争回避の可能性を考える。
目次
序章 暴力の二世紀についての一般的考察
第1部 戦争と平和の解剖(戦争とはなにか;戦争の六段階;戦争の四つの原因;すべては誤算だった;宣伝と戦う意思;交渉のすすめ方;核戦争)
第2部 歴史の教訓(軍事史二百年の一瞥;実現しなかった戦争;過去の戦争は回避できなかったか;袋小路―戦争阻止を妨げるもの;二つの軍事的伝統)
第3部 将来の予測(主要な警告を示す徴候;将来の戦争;データベース;データベースにみる傾向〈流れを知る手引きに〉)