内容説明
相も変わらずの天才的なテナーサックスの演奏と、鮮やかな推理を披露するいっぽうで、世事にはうとい永見緋太郎だが、クインテットを活動休止にして、海外で原点を見つめ直すという唐島に同行することになった。ニューヨークを皮切りに、シカゴ、そしてジャズの聖地ニューオリンズで永見と唐島が出合った不思議な出来事。あこがれのミュージシャンが遺した楽器を手に入れた唐島を襲った災難、ニューヨークで管楽器の盗難事件に巻き込まれた永見が見いだした真相など、全7編を収録。ジャズと不思議に満ちた、日本推理作家協会賞受賞シリーズ第3弾。/解説=法月綸太郎
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
したっぱ店員
40
ジャズは全然わからないけど、読んでいると音が聞こえてくるようなシリーズで大好きなのにこれで一応完結とのことで残念。今回はアメリカへも場所を移し、ますます冴える永見のテクニックと推理が楽しい。登場するミュージシャンたちのアクの強さも印象的。伝説とかいっぱいありそうだなあ。2014/05/12
T. みぃた
16
文庫で再読☆永見緋太郎の事件簿第3巻♪ あ~ッなのに、未だに『落下する緑』『辛い飴』は読んでない。今年はせっかくお休み取ってたのに、足のことやらなんやらで、定禅寺ストリートジャズフェスティバルに行けなかったので、のほほん永見さんのジャズミステリーに浸りました♭ 続きも出そうな雰囲気なので、その前に1巻2巻読まねば!2015/09/26
gachi_folk
15
ニューヨーク、シカゴ、ニューオリンズ。財布に金はないけれど、街にはジャズがある。ジャズじゃ腹は膨れないけれど、いろんなものが満たされる。相も変わらず最高なシリーズ。ここで一先ず休憩ってのが寂しい。この三部作のおかげで我が家のレコード棚にジャズものが増えた。文字から音が伝わる小説ってすごいな。もっともっとスウィングしたい!2015/09/08
ファーラス
7
再読。やはり面白い。永見と唐島のジャズ師弟コンビ、ジャズミステリ短編集3作目。現状での最終刊。3巻では日本を飛び出し、シカゴやニューオーリンズといったジャズの聖地で武者修行をする傍ら、ジャズを伴って発生する謎を永見が解決する。コンパクトな短編の中に、ご当地とジャズゆえのメインキャラクターたちの進行型ストーリー、そして興味を引くミステリ、ヒューマンドラマを組み込み続けるのは並大抵の技ではない。軽く読めて演奏シーンでぶち上がるライトミステリの体を取っているが、極めて高い技術がそれを実現している。続刊希望。2024/07/11
あかね
7
永見さん、するりと答えを出しちゃうところが、なんともいえずかっこいいんです。たまらん。続いてほしいなあ。2014/03/24
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