内容説明
長引く不況の影響を受け,若者たちの就職が厳しさを増す一方で,働き口があっても過酷な労働に心身の健康を損ねて退職を余儀なくされる者もいる.誰もがしあわせに働ける社会にするために,必要な労働政策や制度とは何か? 働く者に必要な知識や知恵とは? 多くの労働現場を取材してきた著者が,様々な事例をもとに提言する.
目次
目 次
はじめに
第1章 就職難は若者のせいなのか
それは「ぜいたく」なのか/それは「スキル」のせいなのか/それは「えり好み」のせいなのか/それは「覇気のなさ」のせいなのか/労働の手すりが腐食した/手すりが腐ったわけ/ 「新時代の<KOKAGIB/>日本的経営<KOKAGIE/>」構想/ 「自己責任」主義の限界
第2章 正社員、大手企業なら安心なのか
会社は「働く」の足がかりにすぎない/ 「社畜」といわれた人びと/フリーター人気/名ばかり正社員の広がり/中心的正社員にもリスク/ 「多様な正社員」で大丈夫か/中小企業の再評価を
第3章 まともな働き方をさぐる
「前期ロスジェネ」からの出発/ブラック企業の連続/ 「派遣切り」がやってきた/介護労働と「便利屋」にかけた夢/労働相談への関心/サブカルチャーに支えられ/キャバクラ労組の登場/反貧困のたすけあいネット/人間関係で食べていく/長時間労働を押し返す/大人の支え
第4章 落とし穴に備える自分づくり
落とし穴を知っている人、知らない人/働くことの楽しさと苦しさ/労働教育とキャリア教育の両輪を/雪玉型とリセット型/雪玉の核をどうつくるか/自分史年表を書いてみる/方向を定め直す/未来年表で歩き出す方向を考える/時間を生み出すための二四時間手帳/負け癖から抜け出す/自立とは人に助けを求められる力
第5章 しあわせに働ける仕組みづくり
それは偉い人が考えればいいこと?/過労死を防ぐ労働時間制度/なぜ長時間労働が騒ぎにならないのか/安定雇用をつくり出す/労働権と派遣法/賃金差別を防ぐ仕組みづくり/安全ネットをつくる/だれが仕組みを変えるのか
参考文献
おわりに
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感想・レビュー
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白義
Mc6ρ助
1.3manen
Nobuko Hashimoto
aoyami




