内容説明
お釈迦さまとして知られる仏教の開祖、ブッダ(仏陀=目覚めた人の意)が説いた真実の教えを集めた「お経」の中から、教えの大切な要素とたとえ話を偏りなく選び、それらを日常のやさしいことばにかえて表現しました。我々の現実生活に対して最も深いつながりをもった、親しみのある教えを、いつでも心の糧にしてください。 私たちの生活と心の指針となるよう、「人生」「修養」「悩み」「日常生活」「家庭」「社会」などの分野にわたって生活索引を付しました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
明るい♂
7
よくホテルに聖書と並んで置いてるやつ。読んでみたら、心に響く×3。電子書籍で購入。すぐ忘れちゃうから、たくさんブックマーク&線引いた。しかし、ブッダは愛欲に厳しい😂2022/11/14
サトウキビ
3
ホテルで聖書と一緒によく置いてあるやつ。日本人として、仏教の知識が皆無なのはまずいかなと思い読んだ。案外読みやすかった。感じたのは、仏教というのは宗教というより、哲学みたいだなと。西洋哲学も西田幾太郎も理解不能だった私にさえ納得できるような、わかりやすい哲学。とても満足できたのでもう一冊買って祖母にプレゼントしたら非常に喜ばれた。「こんないい本をどこで見つけて来たの?」と聞かれた。密林で拾ってきました、ハイ。2014/01/15
hobby no book
2
中道を行く難しさ。正しき行いの方向性がいくつかあって、自分がどの程度修まっているのか、グラフではないけれど、バランスを持ちつつも努めていければ良いのだけれど。2013/01/14
禿頭王
1
☆5。本書は、主要な仏教経典から抽出した仏教のエッセンスを、分かりやすい文体と適切な長さの文章で収めた、文字通りの聖典。素人には難解な部分も多々あるため、何度も同じ文章を読み返すことがありますが、それを全くストレスに感じません。むしろ、仏教の教えそのものに触れているのだという満足感や喜びの方が大きいです。仏教の教えに触れることができる書籍として、これ以上の書籍はないと思います。現在、手元にあるのは1021版ですが、この数字が私と同じことを考える人が少なくないことを示しているのではないでしょうか。2020/01/23
Isao Kouchiwa
1
なんとなく納得した。だから仏教批判はもうしない。とてもいい本でした。2013/10/16