内容説明
現代人は、とかく「分別」「知識」「想定」「秩序」「自己」「目標」などにとらわれがち。
臨済宗の僧侶であり、作家でもある玄侑和尚が、これらにとらわれた現代人の心を6つの「無」の言葉からゆるゆるとほどきます。
・「無分別」―悟った人の世界はこんなに自由!
・「無為自然」―小賢しい思惑から離れると、身についた性(もちまえ)が豊かに現れる
・「無常」―自分自身も無常。「それはそうだ」を常に突き崩そう
・「無限」―人間に完成はない。一歩を踏み出せば無限の可能性が広がる
・「無我」―全てを受け容れると、人は最も強くなれる
・「無心」―未来を憂えすぎず、「今」に無心になろう
活発で平安な心の在り方を、「無」を手がかりに紐解く。
禅的「生き方」指南!
挿絵は、『りゆうがあります』(PHP研究所)で大人気のヨシタケシンスケさん!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱんにゃー
114
【一コマ漫画】 偶然めくったら、ヨシタケシンスケさんのイラストに巡り逢いました\(^o^)/全体の流れの中で、瞬間をありのままに一コマで切り取る。まさに”禅”!(^ω^) /『ありのまま』と『世間一般という妄想』のギャップが、キャラクターの目の下のクマですね。//大きく分けると、物事の捉え方はいま言った2つ 『あるがまま派』(今流行りのありのまま)と、『ノウハウ派』(私たちが世間から教わってきた勝ちましょう頑張りましょう) /(玄侑さんの『ないがまま』はその先の話なので置いておきます)2016/02/20
ゆきこ
24
「無」をテーマに、今の世の生きづらさを少し軽くしてくれるようなお話が徒然と語られています。中でも「無為自然」と「無我」の章が特に心に響きました。目まぐるしい日々の中で、思考から離れ、「わたし自身」を滅する時間をちょっとでも作れるようにしたいです。さっそく「軟酥の法」は実践してみようと思います。2020/01/26
SOHSA
22
《kindleunlimited》世界をどのように理解し、どのように生きていくのか。あるがままではなく、更に一歩を進んでないがままに生きる。そもそも有ると無いとはどれほどに異なるのか、或いはどれほどに同一であるのか。窓の外の降り続く梅雨を眺めながらひとりごちる。有も無も空であるならば、あるがままだろうとないがままであろうと、只生きていることそれ自体が稀有なほど幸せなことなのかもしれない。著者の本はどれも味わい深く、いつまでも余韻が続く。一度では消化できない。要再読。2022/06/21
ヨー
8
うーん、難しい2021/04/04
双海(ふたみ)
7
活発で平安な心の在り方を「無」を手がかりに紐解く。禅的「生き方」指南。2024/10/03
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