ジェッツコミックス やおい君の日常的でない生活

著者名：魔夜峰央【著】

白泉社（2015/12発売）

• ISBN：9784592130932

内容説明

TV番組で紹介されると共に大きな話題となっている「翔んで埼玉」の全３編を収録！　魔夜峰央先生が埼玉県在住だった当時、埼玉県全体をおちょくった快作３編をはじめとして、SFテイストも加味したサスペンス・コメディ「やおい君の日常的でない生活」「時の流れに」の２編も収録の読み応えアリの１冊です。「パタリロ！」ファンならずとも必読必笑の、魔夜峰央の辛口コメディ集です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[散歩いぬ]

「翔んで埼玉」人気のおかげかなんと電子書籍で復刊。パタリロアニメ化映画化の後でノリにノっていた頃。近作に比べると断然作画も美しくギャグ冴えている。まんずまんずごきげんやっしゃと言いながら背景に何回バラが出てきたことか。腹よじれる。よじれながらも中央集権批判の精神入れてるところさすが。完結していないのが残念。「時の流れに」はマライヒが女の子になればさもあらんという美少女主役。魔夜先生お得意のタイムワープもので安定のクオリティ。

2015/12/28

[澤水月]

昔雑誌で「翔んで埼玉！」１本だけ読み腹抱えたので収録単行本入手。茨城ネタも入ってた！埼玉より茨城の方がカースト低いアパルトヘイト！埼玉から常磐線で三日三晩かけて行く穢れた地！　何か「ジャンゴ　繋がれざる者」の黒人奴隷問題みたい。「茨城には原発だって水戸納豆だって笠間焼だってあるのに…」…絶対再刊不可能な昭和の漫画。今声を大にして言いたい。浦和駅前にパルコが出来たし湘南新宿ラインも止まるようになったんだぞ！w　あと、魔夜先生が後書きでSF仲間に入りたがってるのに驚いた。パタリロにはロボも宇宙人もあるのにと。

2013/03/27

[かやま]

ようやくパタリロの出てこない作品を読んだ、と思いきや一コマだけ出てくる『翔んで埼玉』収録の本。描かれたのは40年近く前。中断しているのは惜しいけど、今続きを描いても多分駄目だろうと思う。色んな意味で。

2020/04/25

[ひーたろり]

埼玉に関する有名本。続き読みたいけど平成の世では無理か。手前のSFもよかった。プロの洗練されたギャグマンガ。

2017/03/02

[モジと文字]

ニュースで翔んでる埼玉というディス漫画がブームと知りkindleで読めるのがこのバージョンだったので購入。やっぱり魔夜峰央の世界観はすきだな。

2016/02/24