内容説明
超人的な千日回峰行を2回も満行した酒井雄哉さん。
「何をやってもうまくいかなくて、奥さんも亡くしちゃった。40歳で比叡山に登るまではどん底だった」という
地道にキャリアを積み、2人の子どもを育ててきた村木厚子さん。
突然、郵便不正事件に巻き込まれ、身に覚えのない罪で逮捕・拘留された
大きな困難にぶち当たった時
一つ一つ乗り越えてきた2人の言葉
だからこそ、深く心に響く。
「ないものを嘆くのはムダ」
「生かされていることを感謝して生きなさい」
悩めるすべての女性に贈る対談集
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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45
自分の中の『ものさし』がないと、外側にある『ものさし』に頼らざるを得ない。私の方が…とかたいしたことない勝ち負けにしか自分をなっとくさせられない。自分の中に『ものさし』が無いからなんだな。『ものさし』ができると、人をねたんだり、人と比べて落ち込んだりすることもなくなるよ。ほぼ本文です😳💦七年という月日、過酷な千日峰行をやりとげた酒井さんの言葉だからこそ、カラカラな心にすーと浸透して来る。自分を愛そう♪2023/01/24
けんとまん1007
43
酒井大阿闍梨の言葉は、なぜ、これだけ心に沁みこんでくるのだろう。とても平易な言葉で紡がれているからだと思う。そして、そこに込められた思いが、文字からも滲んでいるようにすら思える。自分のものさしを持つことの意味、自分の本線を考える意味。繰り返し、考えていきたい。2023/03/31
mami
17
酒井大阿闍梨はどの著書でも語ってらっしゃることは同じ。分かっていても手に取るのは、その有難さを私が何度でも受け取りたいからなのだろう。大丈夫、大丈夫と励まされているかのように気持ちが穏やかになる、私の安定剤。2018/09/13
すうさん
9
読書メーターでは2014年の年末にも読んでいた。最近ユーチューブで酒井雄哉さんの講演を見た。千日回峰行の厳しい姿ではなくリラックスして話す姿は本当にどこにでもいるおじいちゃん。想像通り朴訥とした語り口調だった。本書では女性のためのと宣伝されていたが日本社会での女性の立ち位置は村木さんへの冤罪を通じてよくわかったし、女性の強さも理解できた。対談で酒井さんの語る言葉が心に残るのは、宗教家の言葉として歴史のように長く継いできた言葉だからだ。いつも優しく平易だ。いつも水のようにス~っと心の底に落ちてきます。2021/01/22
すいれん
4
「千日回峰行」を二度満行された大阿闍梨と村木さんの対談。質問と回答みたいな感じだけど、明解な答えばかりじゃなくて。ただ、きちんと受けとめてくれると、質問している側が答えを見つけていくものなのかも、と感じる。不安や不満って吐き出して言葉にして受けとめてもらうと浄化されるのかな。受けとめる側の負担は大きいだろうな。肉体修行を強いるのは、この為なのかしら。自分のものさしは伸縮自在ではいけないと自戒。バランスとって生きていくってほんと難しい。だから助けや救いを求めるのね。いい人は無理でも悪い方からは遠ざかりたい。2019/03/31
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