アノマリー投資  ──市場のサイクルは永遠なり

個数:1
紙書籍版価格
¥2,420
  • 電子書籍
  • ポイントキャンペーン

アノマリー投資 ──市場のサイクルは永遠なり

  • 著者名:ジェフリー・A・ハーシュ【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • パンローリング(2015/12発売)
  • 盛夏を彩る!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~7/27)
  • ポイント 660pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784775971710

ファイル: /

内容説明

いかなるときでも、株式市場の方向性を予測するのは、不可能とは言えなくとも大変難しいものだ。しかし、市場に明確で予測できる周期的なパターンがあることもまた事実である。例えば歴史的に見ると、株を保有する最高の半年は11月から4月までであり、10月か11月に買って4月か5月に手仕舞えば、利益を増やしつつ、リスクを大幅に減らすことができる。市場について、ほかにどういう重要な教訓が歴史から得られるだろうか?投資戦略を最適なものにするために、知っておくべき重要なサイクルやパターンは何だろうか?本書でそれを見つけてほしい。

著者は相場のサイクルや季節性に関する卓越した権威であるジェフリー・ハーシュである。ハーシュ・オーガニゼーションが50年にわたって行ってきた綿密な歴史調査と市場分析に基づいているので、読者は相場のサイクルや、それが生じる理由が分かるだろう。さらに重要なことだが、本書はサイクルに基づくトレード戦略や投資戦略でも、時の試練に耐えてきたものを公開している。これによって、強気相場でも弱気相場でも、またそのほかのあらゆる時期でも毎年、市場平均を上回るリターンを得る力を劇的に高めることができる。

伝統的な株のバイ・アンド・ホールド戦略に代わる、安全で証明された戦略を探しているのなら、この本はあなた向きだ。簡潔で良識ある指針を示す本書の内容は次のとおりだ。

過去50年にわたって開発と洗練を重ねて、時の試練に耐えてきた最高の指標やパターン、季節性をまとめている。
経済の長期的な好況と不況のサイクルを説明するだけでなく、1年のうちでトレードに最適な時間や日、週、月を含めて、短期的な傾向も取り上げている。
85%以上の期間で市場に勝つと証明された、実行しやすい戦略の使い方を示している。
大統領選挙の周期性、「サンタクロースラリー」、最高の半年戦略など、イベントに触発されたサイクルやパターンのなかでも信頼度が極めて高いものを数多く説明している。
戦争、平和、インフレ、政治変動などを含めて、重要な外的要素が市場に及ぼす長期・短期の影響を徹底的に調べ上げている。

時の試練に耐えた、単純で使いやすい投資戦略を提供した本書は、歴史から学んで、手にした教訓から利益を上げる絶好の機会を提供している。


ジェフリー・A・ハーシュ
マグネット・AE・ファンドのチーフ・マーケット・ストラテジストであり、ハーシュ・オーガニゼーションの社長である。また、ストック・トレーダーズ・アルマナックの編集長であり、コモディティ・トレーダーズ・アルマナックの共同執筆者でもある。彼は20年以上、創業者のイェール・ハーシュと共に働き、2001年にその仕事を引き継いだ。CNBC、CNN、ブルームバーグ、FOXビジネスなど、多くの内外のテレビにたびたび出演して、市場の周期性、季節性、トレードのパターンや予測、歴史の推移について解説をしている。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

masabi

11
【概要】アノマリー(理論的な裏付けではなく、過去の市場の経験則)を解説する。【感想】巨額の資金を動かす機関投資家のマネージャーの振る舞いによる上昇月と下落月、大統領選挙、強気相場と弱気相場の循環。コロナ禍前でこういった過去から筆者は2025年に市場が3万8000を超える予測を立てる。戦争や不況を切り抜けて平和と技術革新の恩恵で伸びた経緯を踏まえると実現するかもしれない。2021/03/12

JYHS

4
本の中で、2025年にはダウ平均は38000ドルを越えると記載あるけど、ほんまにそこへと向かってるから驚き。2021/02/14

moto

3
米国の株式におけるアノマリーを統計をもとに説明しています。 株を買うと良い季節などは、日本でも同様のアノマリーがあるようなので、その時期に取引してみるのも良いかもしれませんね。2018/09/27

ゼロ投資大学

2
株式市場の相場サイクルは一定の循環を持って回っている。金融危機や戦争などの要因による景気後退から平和やイノベーションによる景気上昇を繰り返している。さらに短いサイクルで言うなら1年間の季節によって、株価が上昇しやすい時期と停滞しやすい時期がある。投資判断に大きな影響を与えるわけではないが、知っておいて損のない知識が書かれている。2022/04/05

sab

1
どちらかと言うとテクニカルに位置づけられるのがアノマリー。トリプルウィッチングや大統領の任期や、1~12月のサイクルも、実はすべて理由や背景があって、明確に市場にその動きは存在することから決して無視できないものである。逆に言うと、そのトレンドすらも超えて値が動いた時には、そのトレンドは極めて強いとも言える。実際の値動きが市場参加者の行動や心理によるものであるならば現実にトレンドは存在するのであり、ランダムウォークが完全に予想不能とするのはやはり誤り。いや、どちらも見ている時間軸が違うのかもしれない。2024/01/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6511672
  • ご注意事項

最近チェックした商品