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内容説明
小泉家四代にわたる「血と骨」。「小泉純一郎はある時に化けた。進次郎は最初から化けている」。小泉構造改革とは何であったのか――。さまざまな論考が小泉政権当時から現在まである。その評価は歴史がなす。間違いなく言えることは、「郵政解散」に象徴される小泉純一郎総理の決然とした態度は、国民大衆が熱狂し望んだ絶対的宰相の姿である。現在、安倍政権に異議をなす「原発ゼロ」を生涯最後の仕事と意気軒昂に活動する小泉純一郎が触発されたのは、3・11後に精力的に毎月欠かさず被災地を訪れ、現場の声を復興策に盛り込もうとする次男・進次郎の政治家としての姿からではなかったのか。政界総力取材から浮き彫りにする小泉革命の深層。「オレの最後の仕事は、反原発だ! これに尽きる」 小泉純一郎「オヤジがやらなかったことを、わたしはする」 小泉進次郎
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しーふぉ
17
小泉進次郎も将来総理になるんだろな。小泉純一郎元総理も政治に関心を持たせる部分は良かったけど、政策はどうだったんだろう?2016/04/21
みじんこ
4
小泉親子の軌跡をたどる。その前の世代である又次郎、純也については本書で初めて知った。郵政民営化などへの賛否を抜きにすれば、小泉純一郎は一人の人間として魅力的な人物だ。その魅力は進次郎にも受け継がれている。進次郎のする発言は国民世論と合致していると常々思う。被災地を頻繁に訪れているのも好感が持てる。都知事選を扱った章もあり、そこで田中愼一氏が指摘していたが、脱原発を国政選挙ではなく都知事選で問おうとしたのは確かに間違いだった。石破茂ら党幹部からの信頼もある進次郎は将来自民党総裁、すなわち総理も狙えると思う。2015/08/14
山内 ダイスケ
1
大下英治の筆が上手いのか、純一郎氏自体がおもしろいのか。 自民党はキライなのに、進次郞氏は気になる人にはうってつけの書物かも。2017/02/18
OLさん。
0
結局何が言いたかったのかな、という気持ちはある。もともと小泉進次郎について深く知りたいために、読んだ本。元総理の行動とその時の思考や周囲の見方を知ることができて良かった。私にとってのメインである、『小泉進次郎秘録』は前回読んだ本とと殆ど同じ。他の本を読んでから、また読み直す。2017/03/11
フランキー
0
小泉進次郎の原点を知りたくて読んだ。正解だった。又次郎に始まる小泉家の政治家としての歴史を知ることができる。かなり面白い。2016/12/23