内容説明
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「攻めは好きだけど受けるのはちょっと…」という人は意外に多い。もちろん攻めてばかりで勝てればいうことはないが、将棋は交互に指すゲーム。そう都合よくはいかない。受けなければならない局面でしっかり受けて勝ちを得る、それが勝率アップのコツでもある。第1章は序中盤の基本的な受けの手筋、第2章は終盤特有の一手を稼いで攻守を入れ替えるテクニック、第3章は実戦からの例題で、受けがわかるようになる手筋集である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tieckP(ティークP)
3
体系的というわけではないが、将棋を指していると誰もが体験する平凡な局面でどのように受けるかが的確に説明されていて、確かにこういう局面でうまくしのげたら強くなれるだろうと思えた。序・中盤については形勢を損ねないように、終盤については1手勝ちできるように重要なテクニックが紹介されている(もっとも、終盤はこれできちんと勝ちきるためには詰将棋の能力も必要だが)。最後の実践編については、中村氏自身が「この局面での正着はいまだに分からない」と述べるように柔軟な説明が多く、この柔らかさが不思議流の強みだろうと思えた。2018/11/07
鞘
1
序盤での囲いといった初歩的な守りの概念から始まり、最終章では実践譜での妙技の数々に終わり、盤に並べずとも一通り読むだけでかなり受け方の勉強になった。結局しっかり指せるかどうかは読みの正確さによる(と言葉の節々から感じる)が、そのための良いオリエンテーションになっている。2017/08/23
あなあき
1
「受ける青春」「不思議流」中村修九段の受けの手筋&局面解説集。奥付けの著者紹介によると、座右の銘は「臥薪嘗胆」らしいwww「角・桂頭を守る」「棒銀の受け方」「金は4段目に上がらない」「馬は自陣に」「3枚の寄せはこわくない」など、様々な場面における基本的な手筋を、実戦的な例題を使って紹介。項目当たり4面ずつ局面図があるので、手順が追いやすくわかりやすい。というわけで、1章2章は「さほど不思議じゃない」応用範囲の広い内容なんだけど、3章の「実戦編」が、やっぱりスゴい。思わず「な、なぬ〜」と呻き声が出てしまう。2013/10/10
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