内容説明
コハクとライカは相変わらず妖怪たちとダンジョン暮らし。そこにライカのお見合い話が転がりこんできて二人の逃避行が始まる! でも訪れた村で謎の怪物たちと遭遇してしまった。それはコピー妖怪で!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サキイカスルメ
7
表紙のすねげ足にくっつくぬらりひょんが怖い……や、やえちゃんの可愛さが引き立つね!(え)最初からうっかりで魔王城を壊してしまって、ライカのお見合い問題、魔王就任問題、コピー妖怪問題と同時に色々なことに巻き込まれる2巻でした。相変わらず妖怪たちがフリーダム。柿のおじさんタンタンコロリンの拷問がえげつなかったです。今回は琥珀とライカの恋愛要素もありつつ、大事なところで空気を破壊する妖怪たちにほのぼのしました。楽しかったですね。2016/01/05
T.Y.
6
巨大妖怪・手洗鬼が城ごと魔王を潰してしまう。冒険者の新規採用も打ち切りになり無職生活が続く琥珀達。そんな中、ライカのお見合い話が来て逃避行に、だが妖怪? の起こした事件で琥珀が指名手配に。魔王を実際に倒してしまえば不都合が…というネタ自体は新しくないがうっかりで倒してしまうのは前代未聞。個別に経験される、故に辻褄を合わせる必要のない妖怪と、一つの世界設定に従わねばならないファンタジー世界のキャラの差異、それに妖怪のくだらなさが考証に基づいて描かれ、各要素がストーリーにも繋がっていて、今回も楽しかった。2015/12/31
こうづき
5
まさかトイポクンペ以上の逸材が現れるとは……タンタンコロリン、おそろしい子……! 普通に面白かったです。琥珀とライカがちゃんとラブストーリーしておる。周りの連中のせいで、随所で台無しだけどね!w 良かったです。2016/02/22
真白優樹
5
仲間と逃避行する中、謎の怪物と出会う今巻。・・相も変わらず頭の中に某ウォッチな歌が響き渡る。それは何故か、基本的に騒ぎの元凶が妖怪だからである。うん、大丈夫なのかと思わせる展開でも大体妖怪の力でドタバタながらも何とかなってしまうので安心して読める、そしてガチの妖怪に詳しくなれるのである。相変わらず面白く、笑いながら軽く読める作品である。前回と比べて少しだけラブの要素を加えたりしながらもやっぱり本筋は妖怪達が巻き起こすドタバタな大騒ぎであり一種のお家芸なのである。妖怪はやはり強かった。 次巻も楽しみである。2016/01/01
さあささん
3
だいたい全部妖怪のせいな話の2巻です。/初っ端から魔王がやられるといったように予想もつかない展開が繰り広げられるので楽しく読めました。/前回よりもラブ成分が強く(それでも薄めだけど)結婚しちゃいなよ感があるので少しもどかしいです。/キャラとしてはやえちゃんが可愛いです。新キャラのトラとの絡みは最高でした。2015/12/30