角川ビーンズ文庫 スイーツ王子の人探し おとぎ話は終わらない

著者名：本堂まいな【著者】/モゲラッタ【イラスト】

KADOKAWA（2016/01発売）

• ISBN：9784041034965

内容説明

スイーツ好きの秀才・水原にお菓子を作るのが日常になった狭霧。だけど水原に想いを寄せる女子に「一人暮らしの男の家に女が一人で行くのはおかしい」と言われ、学園の王子・ミシェルが無防備な狭霧に激怒して…!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[瀧ながれ]

一巻同様、たびたび吹き出し笑いながら読んだ。恋愛小説てあまり読まないんだけどなあと思ったけど、よく考えたら「恋愛」でわきゃわきゃゆってんのは脇の人たちばっかりで、中心の男女はケロリとしている、台風みたいな作品だったな。攻略メインのはずのメガネ男子・水原は、ずいぶん長いこと恋愛モードではなかったし…。水原、いいやつだと思いますが、かえすがえす将来的健康面が心配です。糖分ひかえろ。最後の短編でもう一冊書けるきがしますが、つまりこれで完結ってことかな、続かないかな。有岡せんぱいに幸あれ！（充分楽しそうだが）

2016/03/06

[葉月たまの]

夢中で読み耽った＞＜。すんごい面白かった＞＜。ただ……凄い中途半端だった！　ただ、何というか、綺麗な終わりになってなくても、綺麗に整えようとすると逆に面白くなくなる可能性もあったし、この物語はここで終わりでいいのかも＞＜。と言いつつ、もし3巻が出たら嬉しいけどね♪。でも、夢中で楽しく没頭出来て、幸せだったー♪。

2016/03/03

[六花]

2巻目。英一の家族との不和を知った狭霧。英一が狭霧のお菓子を求めるのって、寂しかったからなのかな。英一に想いを寄せる野々宮さん。この子はいい子だったな。奸計が全て不発に終わった木下さん。彼女は一体何をしたかったんだろう…。そしてミシェル放置のまま終わるのってどうよ。面白かったけど、もう少しフォローがあればもっと良かった。

2017/10/17

[うさぎや]

２巻。大学も卒業したし、これで完結かな？ 本編はほぼオチなしで終わったけど、エピローグ的な後日談に大変な(とはいっても予定調和)爆弾投下でちょっとー!?となった。それは反則だ水原。

2015/12/31

[bulbul]

相変わらずバカで面白い狭霧と楽しい空手サークルの面々の学生生活を垣間見ました。読みなからワクワクしてます。2巻では何やらミシェル王子さまが覚醒してます…、生真面目なイケメンは怖くて気の毒です。水原くんの謎めいた人となりが明らかになり、もう目を逸らさずにはいられない。ラストシーンではグッッッときました♪ 甘いタイトルの面目躍如ですね。まだ続くかもですが、素敵なハッピーエンドでしたvv

2016/01/01