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内容説明
2015ラグビーワールドカップの期間中、五郎丸歩が毎日記していた日記。そこにはこの4年間で彼が得たもの、犠牲にしてきたものを通して「Japan Way」のすべてが描かれていた。五郎丸曰く、「ワールドカップのあいだは、日記を書くことが新たなルーティンになっていました」。帰国後、多忙を極める中で、ノンフィクション作家の小松成美が、本人とのマンツーマン取材を繰り返した。五郎丸もインタビューを受ける中で、熱い記憶が更に鮮明に蘇る。取材終了時刻がきても、濃厚な言葉が飛び交い続け、それが止まる気配がない。複数回、そんな取材を繰り返し、小松は不眠不休でキーボードを叩き続けた。そして完成したのが本書『五郎丸日記』。日記全文を完全収録! 歴史が変わった2015ラグビーワールドカップと、そこまでの長き道程における、アスリート・五郎丸歩の心の動きを、克明に切り出して描く話題作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばんだねいっぺい
19
価値観を持たずに人と会う。すると小さな箱から大きな箱へという文が印象に残った。リーチ・マイケルのキャプテン就任や荒木さんのメンタル・コーチ就任がこのことを象徴している。2016/08/30
ひろし
18
今年はやっぱり、この方でしょう。ラグビー日本代表、五郎丸歩選手がイングランドで開催されたラグビーワールドカップの期間中に書き綴った日記をもとに、激闘の記録、壮絶な準備、彼を有名にしたキック前の一連のルーティン完成までの道、偉大な監督・エディー・ジョーンズとスタッフなどなどなどなど。見所がありすぎる内容に仕上がっております!『国を背負う』ということの自覚を持った本物のアスリートが歴史を変えたことに、あらためて胸打たれました。感動をありがとう!お薦めします。2015/12/29
4丁目の父ちゃん
15
あの感動の南ア戦からもう一年 なるほど、スタッフも試合に参加していたのですね あの場面、キックティーをグランドに持ち込んでいたら 「歴史は変わらなかった」 だろう.... 色々と裏話も交えて面白かった オリンピックも楽しみだが、その前年のワールドカップも楽しみだ2016/10/15
緋莢
11
2015ラグビーワールドカップ。南アフリカ戦の歴史的勝利、3勝1敗という成績に日本中が大いにわいた。その中でも高い精度を誇るプレースキックと、ルーティンで注目を浴びたのが五郎丸歩だった。大会期間中、五郎丸自身が記した激闘の日々と4年間の心の動きをロングインタビューを通して切り出して書いた本。2017/04/13
ダンボー1号
10
エディーのトレーニングは自分には想像出来ないレベルなんだろう。ナショナルチームが成長していく過程で起きる葛藤が見えてくる。充分な休養取れず『臨んだスコットランド戦。雪辱の機会はもうすぐだ。2016/06/13