内容説明
「万能川柳」25周年記念出版。「毎日新聞」朝刊連載「仲畑流万能川柳」2010年8月1日から2014年12月31日まで掲載された 句(投句数は約248万句)の中から、平成日本人の心情を描ききった名作1365句を厳選。阿木燿子さんとのプレミアム対談や川柳のコツを満載した「仲畑貴志の川柳小(コ)ラム」も収録した、川柳の読むテーマパーク!
・平服でホントに行って恥をかく
・皿洗う音で心を見抜かれる
・「ウルトラマン」孫に呼ばれて飛んで行く
・野良猫に見続けられて会釈する
・死んだ気でやれば死ぬかも知れぬ齢
・母叱り2人で泣いている介護
・あんたダレ?ワシも聞こうと思ってた
・ミスきもの水着審査で盛り上がり
・解約の電話はいつも話し中
・コピペって感じぴったりうすっぺら
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たんたんx
17
毎日新聞で掲載された「万能川柳」の傑作選。「帰宅した猫の背中で雨を知り」「少しずつ貯めたら少しだけ貯まる」「犬を描き猫と言われて猫にする」「体重の欄に普通と書いた妻」「本当に嫌よ嫌よは嫌なのよ」「人生がピシャリと終わるある日の蚊」「スランプはもっと短期の事を言う」「反抗期迎えうつのは更年期」「貧乏でずっと暮らすという安定」 1365句掲載されているので、きっとお気に入りがみつかると思います。2017/03/26
ひよ亭
4
面白かったが 対談はいらないと思った。2018/06/26
よみよし
1
川柳の綺麗さがわかることは、日本人で良かったなって思うことのひとつ。2020/10/25
ヒャクパー
1
現代川柳の本の中でも、かなり濃厚で、レベルの高さが伺える一冊。実感としては平成サラ川よりもちゃんと「川柳」の定形を守りつつあり、高度で量も豊富。うならせる作品、考えさせられる作品、王道の作品が多数であり、これから川柳を学ぶ人にもおすすめできる。多数収録が故の、時代の変遷のようなものを感じることができなかったがそれもご愛嬌。時折ほっこりし、時折感心し、時折うならせる、全てが凝縮された一冊。2015/12/05
kuronyann
0
何頁かに一つは笑ってしまうものがあった。これを良い作品とそうでない作品と決めつけるには抵抗がある。2019/04/28
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