- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 富士見ファンタジア文庫
出版社内容情報
『蛇』の悪夢は続く。謀略の果て、CIM内の裏切者を暴き出した『灯』。だが、その代償はあまりにも大きく、チームは半壊、モニカも一人全ての罪を被り安否不明に。絶望的状況に誰もが諦めを抱いたとき、『灯』の落ちこぼれ――サラが声を上げた。
仲間たちを救う唯一の方法は、全ての元凶である宿敵『白蜘蛛』を捕えること。無謀と知りつつもリリィ・ジビアとともに奔走するサラの元に、ある情報がもたらされる。それは、壊滅したはずのスパイチーム『鳳』が蘇ったというもので……。
『自分は、仲間を誰一人として死なせないスパイになるんです』
戦う理由は見つかった。今、最弱の少女の逆襲が始まる――。
内容説明
『蛇』の悪夢は続く。謀略の果て、CIM内の裏切者を暴き出した『灯』。だが、その代償はあまりにも大きく、チームは半壊、モニカも一人罪を被り安否不明に。絶望的状況に誰もが諦めを抱いたとき、『灯』の落ちこぼれ―サラが声を上げた。仲間を救う唯一の方法。それは、全ての元凶である宿敵『白蜘蛛』を捕らえること。無謀と知りつつもリリィ・ジビアとともに奔走するサラはとある奇策を思いつく。それは、壊滅したはずのスパイチーム『鳳』を蘇らせるというもので…。『自分は、仲間を誰一人として死なせないスパイになるんです』戦う理由は見つかった。今、最弱の少女の逆襲が始まる―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナギ
57
CIMの裏切者を暴き出した灯。チームは半壊、モニカも行方不明に。サラが奇策を思いつく。それは鳳を蘇らせるというものだった。というお話。登場人物が多いので作者さんはこの方が書きやすかったんじゃないですかね。実質的に動けたのはリリィ、ジビア、サラだけだったわけで、今回の任務はかなりの犠牲を伴うものでした。次巻は立て直しを計りつつ無理をしないような内容になるのかな?でも短編集以外の本編は基本的にめちゃくちゃになる方向性なので……期待してます。2022/11/09
よっち
48
謀略の果てに裏切者を暴き出した『灯』。しかしその代償はあまりにも大きく、チームは半壊、モニカも一人全ての罪を被り安否不明という絶望的状況にサラが立ち上がる第八弾。仲間たちを救う唯一の方法は、全ての元凶である宿敵『白蜘蛛』の捕縛。無謀と知りつつもリリィ・ジビアとともに奔走するサラの元にもたらされたとある情報。強大な敵を相手にする絶望的な状況でも、戦う理由を見出して絶対に諦めないサラたちの奮闘が光る展開でしたけど、仲間を信じて見事乗り越えてみせたその結末にはぐっと来るものがありました。新展開にも期待してます。2022/08/29
オセロ
37
セカンドシーズンのラストを飾るのに相応しい極上の面白さ。 モニカは疾走し、クラウスは敵国の諜報機関に捕らえられ、灯のメンバーの大多数は戦闘不能に陥った中で、灯最弱の少女・サラが打倒白蜘蛛に名乗りをあげる今回の物語。 サラがリリィとジビアと白蜘蛛を倒す為に作戦を立てる中で、鳳が生存していたことに加えて、灯に新メンバーが現れる噂が流れることで状況が二転三転する展開の中で、至るところに潜ませた伏線を後半で一気に回収する面白さはこの作品ならではのものでした。 次巻は短編集ということで楽しみです。2022/07/21
しゃお
28
シリーズ8作目。裏切り者の正体が分かり一通りの決着が着いたかに見えたものの、《蛇》の、そして白蜘蛛との最終決着に向けて、そして仲間を救うために動ける《灯》のメンバーはリリィ、ジビア、サラの三人のみ。彼女達が死んだ筈の《鳳》のメンバーを蘇らせる策とは果たして?!いやー、よく考えればそうなんだろうけど、すっかり騙され、そして驚かされる展開。サラも自身の目標や夢が具体化していく事で成長著しかったですね。白蜘蛛の語った《蛇》設立の経緯と、その果てに世界はどう動くのか。これから後半戦に入るとの事で益々楽しみです。2022/10/07
げんごろう
25
前半の完結巻ということでまさに怒涛の展開の連続。 刻一刻と変化する状況に息付く暇もありませんでした。 落ちこぼれ達による絶体絶命からの逆転劇。 彼女達の成長を実感できて大満足です。 謎はまだまだ残ってますし、これからからどんな展開になるのか。 次巻も楽しみです。2022/08/14
-
- 和書
- おね、秀吉の妻