電撃文庫 妹ホーム2

著者名：柏葉空十郎【著者】/有河サトル【イラスト】

KADOKAWA（2016/01発売）

• ISBN：9784048867085

内容説明

再び戻ってきた妹との平和な日常をかみしめる佑。だが、幸せボケのせいか遅刻しそうになった佑に、登校中に衝突をかますというお約束をした少女がひとり。背は小学生級だが、正義感と気の強さは人一倍の生徒会副会長、妹原愛だった。　佑の境遇を聞いて愛が放っておくわけがない。かくして、また可愛い少女につきまとわれることになった佑だが、この後大変なことに!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Yobata]

実の妹騒動も一応終息した佑。遅刻しそうになったある日、登校中に生徒会副会長の妹原愛に出会う。愛は理事長の孫娘で母親から皆が幸せな生活が送れるような人物になりなさいと育てられたので、相葉兄妹の境遇を知り、奨学金やバイトなど手を差し伸べる。愛から貰った旧校舎の警備というバイトには、霊に関する噂もあり、真伊,そして舞衣も一緒に泊まりで警備する事になり…。うむ、今回も手当たり次第風呂敷広げてそのまま放置感は否めないが、やっぱり真伊の広島弁の可愛さが救いw｢たう,たわん｣はめっちゃ使うwそして東京じゃ通じないんww

2013/05/29

[中性色]

まずはジェネリック家電からいこうか（この時代にあったのかはさておき）。しかし、それ以外の要素が全て真伊かわいいのためだけにあるような作品なんだよなぁ。新キャラの愛はまだいいけど。そして舞衣はどこへ行く気だ。しかし、姉川さんの出番が少なかった理由が名前だけだったと思いたい。個人的には真伊と愛が好み。

2016/01/26

[KUWAGATA]

ラブコメというよりも、貧乏コメディ略して貧コメ(？)。もう、この兄妹を引き取って、空調の効いた部屋で美味しいものをたらふく食べさせてあげたい。クローゼットいっぱいの服を買ってあげたい。どこでも好きなところに旅行に連れて行ってあげたい。出来うるかぎりの愛情を注いであげたい。お金のことで心配なんて、一切しないですむようにしてあげたい。いわゆる、そういう物語です。佑くん、君はとってもかっこいいよ。その勇気と優しさは、きっと真伊ちゃんを幸せにできるはず。なんか、そういう感じの物語です(笑)

2013/02/26

[1_k]

前巻同様の展開構成のまずさは残っているものの、良くはなっている。かなあ、と思って読み進めると、まさかのオチ放棄。あれだけ幽霊やら新ヒロインの祖母やら、ネタフリを散々しておきながら投げっぱなしってありえない。さすがにこれはどうなの？　ストーリーラインに大した起伏がなく退屈なのも、これら用意したネタを順当に回収していくだけで盛り上がるのに。唯一、スウェーデンエンドは面白かったです。スウェーデンに対する見方が変わった。スウェーデンは肉親萌えの国。

2012/07/17

[ken]

甘々なラブコメですねー。今回は第3の”マイ”ちゃんがツンデレツンキャラとして登場ですが良い味出してますね。天然・策士・お節介と3人のマイちゃんが出てますが、みんな人の話を聞かない所が凄い・・・怖いです。ネガティブ系お兄ちゃんも普段は3人に振り回されっぱなしだけど、締める所は締めるのはやっぱりお兄ちゃんなんだなあ、と感心します。ただ時折くるくるパーな状態になるのはどうなの・・エンドとか。

2013/01/23