文春文庫<br> 花鳥

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文春文庫
花鳥

  • 著者名:藤原緋沙子
  • 価格 ¥784(本体¥713)
  • 文藝春秋(2015/12発売)
  • 【Kinoppy】文藝春秋 時代小説フェア ポイント30倍!(~2/3)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167904890

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内容説明

7代将軍の生母、月光院の生涯を描く長編。

5代将軍・綱吉が発した「生類憐れみの令」への恐怖で傷ついた小鳥を助けられず途方に暮れていた浅草の住職の娘・輝を救った若者は、後の6代将軍家宣だった。思いがけぬ成り行きが続いての大奥入り、7代将軍の生母・月光院となった輝。未曾有の大事件「絵島生島事件」に遭遇して、腹心の絵島を失うまでの激動の生涯を、丁寧な女性の心理描写で人気の藤原緋沙子が描く。

清らかに必死に生きた聡明な女性・月光院への共感と哀切が湧き上がる傑作長編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

makimaki

6
歴史物、いろいろ読んではいますが、実はあんまり大奥関係は知らなくて。これは、読みやすく面白かったです。6代将軍家宣。功績と引き換えにあまりにも短命。佐々木裕一著「浪人若様新見左近」ではお若くとてもお元気なのですけどね。どちらも楽しめます。 2016/07/26

yamakujira

5
絵島ではなく月光院を主人公にしていることに興味をそそられた。天英院と競うだけの権力志向もあっただろうに、月光院が無私無欲で聡明な女性として美化されすぎてる気がするし、主人公のキャラとしても、もっと我欲を見せてくれた方が魅力的なのになぁ。男たちの政争があっさりとして物足りないけれど、大奥という隔離された世界から見た距離感が伝わるようでもある。先代の愚行を改めた家宣にしたって、財政逼迫なのに、江戸城の改修とか軍船の建造とか鷹狩りの復活とかに散財してるのだから、決して名君じゃないよねぇ。 (★★★☆☆)2018/06/07

オスカー

1
「花鳥の使い」という男女の仲を取り持つことを表す言葉があるそうです。藤原さんの作品って悪くはないのだけれど、何かもうひとつ足りない気がいつもする……具体的にナニが、がわからないけど。表紙の雰囲気は好きです。鶯について調べた一冊(笑)2016/03/22

四谷/まい

1
月光院の人物像には諸説あるようだが本作は非常に美しく聡明なキャラクターとして描かれている。少しきれいすぎる気もしたが小説なのでこんな造形もいいかもしれない。大奥最大のスキャンダルとして有名な絵島生島事件の絵島が仕えていたのが月光院だった。作中で事件は冤罪となっているが実際はどうなのだろうか。様々な解釈や切り口で新しい印象をその都度感じられるのが時代小説の良いところかもしれない。2016/10/15

空翼

1
6代将軍家宣と月光院と大奥の物語。どろどろした内容にもできたはずなのに、良くも悪くもとてもあっさりした感じ。ちょっと物足りなかった。2016/06/19

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