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内容説明
本年(2015年)8月、世界は第二次世界大戦の終戦から70年を迎えるが、そもそも戦争や人々の争いは何によって引き起こされるのか。そこにはイデオロギーやさまざまな思惑もあるが、その本質は、資源やお金といった「富の奪い合い」にあるのではないか――と著者は説く。その意味で、お金の流れを読み解くことによって、世界の流れも読み解ける。「経世済民(けいせいさいみん)」という言葉があるが、この言葉の意味は「世を経(おさ)め、民を済(すく)う」ということである。つまり、「世を経め、民を救う」ことこそが経済であり、「経済」とは、「人とお金の流れ」を意味するのだ。「グローバル企業の租税回避」は許されることなのか? 「ギリシャ・ショック」「上海株乱高下」で、なぜ日本の株価が急落? 「円高・円安」「デフレ・インフレ」のメリット・デメリットから「アベノミクス」の成否まで、人気経済評論家が、誰よりもわかりやすく解説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mazda
62
渡邉さんは考え方がとてもスマートで、理路整然として読みやすい本だと思います。WGIPの影響をまともに受けた団塊の世代が引退することで、ようやく日本にも戦後の終わりが来るとしていますが、確かにこの世代のアメリカ礼賛主義と非武装主義は目に余るものがあったと思います。武力を持たなければ戦争にならないは全くのでたらめで、歴史上平和な時代は絶対権力の元にあるか、力と力が均衡したときのみです。ランチェスターの法則から、朝日新聞はすでに世間への影響力を失っており、新聞としての役割を終えつつあることも確かでしょう。2024/02/13
宇宙猫
20
★★ 分かり易いけど、政権より過ぎて鵜呑みにできない感じがする。あと、たった1年前なのに随分前のような気がする。世界の動きがドンドン加速してるってことか。2016/06/13
ぷれば
13
2015年9月発行。2008年秋に起きたリーマン・ショック以降の経済動向について復習。民間主導の新自由主義経済から、政府主導経済へと移り行く今だからこそ、舵をとるリーダーならびに政権の在り方は重要だと思う。インターバンク市場におけるLIBORとAIIBに関しての推測、日本経済の現状と将来(財政出動の疑問にも言及)、過疎化の地域問題、空港港湾など、170頁ほどのボリュームだが、内容密度は濃い。2016/02/19
だろん
11
国際金融資本の陰謀のことかと思ったらチト違ってたw でも、哲ちゃんの論評はいつも簡単な文章にそぎ落としてあるので読みやすくわかりやすい。2015年7月9日からの在留カードと特別永住者証明書への切り替えと、一般外国人と在日朝鮮人との間にある差別待遇の解消までのプロトコルについてが興味深かった。しかし、テンプル大学日本校のジェフリー・キングストンのような反日教授はまだまだ数多…反論できない政治家に腑抜けの外務省にまかせてたのでは絶望的。忌憚ない一般国民の多数がデータに基づく近代史を身につけないと(´・ω・`)2016/02/16
Honey
6
すぐに読み切れてしまうほどの文字数で、こうも分かりやすく解説してくださる著者に、感動&大感謝! お金の流れ…つまり人間たちの経済活動が作るあれやこれやの歴史事件がそんな風に繋がっていたのか… またしばらくして読み返して… もっともっと世の中の事、理解できるような気になってまいりました♪2016/03/18
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