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内容説明
権力メカニズムの機能不全が
企業の「稼ぐ力」を奪う!
カネボウやJALを再生させた日本のガバナンス経営の第一人者が、
古い日本的経営でも米国式株主主権主義でもない新しい経営のあり方を
ストーリー形式で解説する、ガバナンス指南書の決定版!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えちぜんや よーた
72
ガバナンス経営とは「アレもコレも」ではなく、「アレかコレか」の取捨選択ができることを指すらしい。でもそんなん無理でしょ、サラリーマン経営者では。日本人にとってのカイシャとは、事業を遂行するために法人というフィクションを使っているのではなく、「労働共同体」に集まっているにすぎないから。だから某名門上場企業のように、赤字事業をかばうために黒字事業のキャッシュを使う。ガバナンス経営ができる上場企業って、創業者が経営している企業か、頭のネジが10本ぐらいぶっ飛んでいる非常識な人にしかできないように思う。2017/02/28
Tenouji
10
失われた20年は、ガバナンスの機能不全だ、という理解なのね。健全なリーダーシップを維持する仕組みとは?ということを考えるためには、価値観の書き換えを伴う制度設計となり、より広い視点が必要なのだが、そういう人材をどのように確保するのか、という問題が残るが、権力構造や機能が、必要な社会機能と普通に考えられるようになるのはいいね。2017/01/19
Haruka Fukuhara
4
個人的にはコーポレートガバナンス系の本をざざーっと眺めた中で一番興味を惹かれた本。どれか一冊選んで買っていいよと言われたらたぶんこれを買うと思います。まあ実際にはどれも買う予定はまだないわけですが。2017/07/12
Kazuo Ebihara
4
本書は、昨年制定されたコーポレートガバナンスコードへの対応について、 前半の理論編と、後半のケーススタディ編で解説。 企業再生請負人冨山さんの豊富な実践経験に裏打ちされた 骨太の「攻めのガバナンス経営」指南書。 読んでる間、無性にガパオライスが食べたくなり、弱りました。 2016/07/18
☆ツイテル☆
3
フライヤー2022/01/27