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内容説明
勝者は、複雑なものの考え方をしない! 本書は、天才・羽生善治の思考法則を、二宮清純、平尾誠二、金出武雄ら各界の第一人者たちとの対談によって明らかにしたものである。”対局中は論理的に考えない。10手先のことを考えたり、休んだり、バラバラに考えたものを最後にまとめてから指す””情報は「選ぶ」より「捨てる」。この手はありえないと、瞬間的に消していく”――など、シンプルに考えることが勝負に勝つ直感を呼び覚ますという。ビジネスの環境は常に変化している。にもかかわらず多くの人は、論理的思考の末に辿りついた考えや発想こそが、いい結果に結びつくと考えがちだ。しかし現実は、ギリギリの状況から生まれた直感の方が、いい結果を生み出すことも少なくない。要は追い詰められた状況を何度も経験して「勝負勘」を養い、従来の方法に捉われないやり方を導き出すことが大切なのである。柔軟な発想をするための「頭脳教科書」である。
目次
第1章 経験、先入観のないことが武器になる(羽生善治×二宮清純)(天才は、二進法で考える 日本人に足りないのは、決断のスピードと精度 ほか)
第2章 論理思考、感性を昇華したものが創造力である(羽生善治×平尾誠二)(勝負の山を意識してつくる 朝、向き合ったときに相手の状況を読む ほか)
第3章 簡単に、単純に考えるだけで、鮮やかに解ける(羽生善治×金出武雄)(詰めの段階に入ったら、コンピュータはプロ級 勝負にこだわるだけならジャンケンでいい。いい棋譜を残すことにこそ、意義がある ほか)
対談を終えて―勝負をあきらめない勇気が、直感を導く(羽生善治)(今はすでに過去である 思考の過程を省略していく方法 ほか)
感想・レビュー
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佐島楓
akira
mintia
緋莢
ボルボン