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内容説明
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エントロピーでつまずくのは、なぜだろう? 理系の学生に圧倒的に支持されている『高校数学でわかる』シリーズの第4弾は熱力学と統計力学を解説です。エントロピー、ボルツマン定数を今度こそ理解できる! (ブルーバックス・2008年11月刊)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nbhd
20
この本を読んでようやく「熱力学の目的」がわかった。本によると、その目的は「炭鉱の地下深くから、坑道にたまった地下水を汲み上げること」だ。それは大変な重労働なので、人力だとマジでキツい。だったら工学機械にやらせようと、蒸気機関を発明したのがニューコメンさん。水から蒸気への体積変化は約1700倍だから、この時の爆発的圧力を使わない手はない。機械の操作は面倒くさいけど、人力で持ち上げるよりマシ。と、こうして産業革命が加速していく。このエピソードを読んだら、熱力学を勉強するモチベが飛躍的に高まった。大収穫!2021/07/01
nbhd
15
マイヤーの関係式やポアソンの法則を導出する数式をコツコツと書いたり、カルノーサイクルを描いたりしながら再読した。①あいかわらず、対数logとかeが苦手だ。②あと、「可逆」とか「不可逆」が、いまいちつかめない。たとえば、摩擦熱は不可逆過程だという。自転車のブレーキが発する熱を、ブレーキに戻すことは出来ない。③熱力学の次の段階に「統計力学」というのがあり、そこではエントロピー増大の法則が別の表現をされる。⇒「ある系が【場合の数が多い状態】に向かって変化していく」。かっこいい。2021/07/02
まえぞう
12
再読。本題のボルツマンの原理は駆け足で、数式の理解が難しいですが、それ以外は煩雑とはいえ、ついていける内容だと思います。それにしても熱力学のエントロピーが統計力学の場合の数(の対数)とボルツマン定数を通じて直接結ばれているという結論はやっぱり驚きです。2021/01/30
まえぞう
11
熱力学から統計力学、最後は両者をつなぐボルツマンの原理にすすみます。はじめはお話しですが、段々と数式が多くなりますので、後ろへ行くほど時間をかけて読む必要がありますね。 2020/04/05
J
8
★★☆☆☆ このシリーズ4冊目、かな。途中までよかったが後半息切れ。斜め読み。難しかった。。★が少なめなのは私の理解力不足以外の理由はありません。この本も「いつか再挑戦」に入れておこう。。2023/12/07
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