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内容説明
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フーリエ変換の原理を納得して理解できる。大好評『高校数学でわかる』シリーズの待望の第5弾。理系なら絶対必要なフーリエ級数/変換の原理を、高校レベルの基礎知識で理解できる理工系学生の必読書。(ブルーバックス・2009年11月刊)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まーくん
69
”フーリエ変換”!最初、この名に出会った時、ちょっとカッコウ良いような、何かマガマガしいような。その御利益、”どんな形の波もサイン波とコサイン波で合成できる”についてはよく承知し、お世話にならなかった訳でもないが、基本の導出についての理解は大いに怪しかった。関数の直交性から始まり、著者はペンを使えと勧めていたが、今更フーリエ解析で身を立てる訳でもなしと横着して数式を目で追った。早速わからなくなったが、そう言うならそうなんでしょと読み進めた。で、そんな具合なので理解はそれなり、ラプラス変換に至っては・??。2019/10/09
HoneyBear
13
自分はラプラス変換やフーリエ変換を便利なツールとして時々使うことがあるが、これらを噛みくだいて説明できるほどには理解していない。この本は、これらのツールが「見かけほどには難しくない」ことを(本当に高校数学だけで)示しており、直観的な理解や説明を助けてくれる。ただ、応用の実例が少ないので、何故フーリエ変換などを学ぶかという動機付けのところは弱く初学者向けではないかも。必要に迫られて手っ取り早く学びたかったり、使っているけれども基本を見直したいといった読者層にアピールするだろう。数学者を巡る雑学も楽しめた。2015/06/01
デビっちん
10
フーリエ級数の利点は、ほとんどの周期的な関数をサインとコサインの足し算で表わせること。フーリエ変換になると、周期的でない関数にも対象が広がる。本書は、フーリエ変換を高校生の数学で習う微分・積分を使ってツラツラと証明している。歴史上の数学の天才もざっくりと学ぶことができ、彼らの功績のおかげで今の便利な世の中がある。数学はその論理の厳密性に重きをおき、一方で、論理性よりも物理学における自然現象を描写するモノとしての側面もある。久々に微分と積分を見たけど、けっこう覚えているものだなー。2016/02/06
gonta19
9
2009/11/23 メトロ書店御影クラッセ店にて購入 2010/1/10~1/12 大学時代あまり真面目に勉強してなかったので、このあたりの基礎がまったく抜けている私としては、これまでも何冊かフーリエ級数、変換からみの本を買って読んできた。「高校数学でわかる」と謳っているだけあって確かにこれまでの類書より分かりやすいし、これまで以上にこの部分の理解が進んだとは思うが、やはり「高校数学でわかる」のはちょっとしんどいのでは? 内容には何も文句がないだけにタイトルが狙いすぎのような気がする。2010/01/12
ゆうき
8
フーリエ変換の数学的取扱いは勿論、フーリエ変換にまつわる人やその時代背景についても言及されている。フーリエ解析を一度学んだ人にとってはそこまで有益な本ではないだろうが、初めて学ぶ人にとってはとても良い入門書になりうると思う。大学で「フーリエ解析」の講義を受講する前に読破しておけば、講義の理解が格段に進むこと請け合いである。「ペンと紙」は我々人間の思考能力を格段にアップさせるとの著者の言に則り、この本は必ず「ペンと紙」を用意して読むことが大事です。斯く言う私はペンも紙も用意せずに読みました。だって面倒じゃん2010/02/13
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