内容説明
2015年1月、ゴダール最新3D作品『さらば、愛の言葉よ』が公開!!
ゴダール初の長篇作品『勝手にしやがれ』から半世紀以上が経過し、
この度、最新3D作品『さらば、愛の言葉よ』が公開される。
ゴダール以上に映像の可能性を試し、示し続けて来た作家はいないのではないだろうか。
進化をつづける映画の巨匠、ゴダールの批評精神に迫りたい。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
21
中村稔氏のクロポトキン自伝論:クロポトキン読書していると上級生に反抗した。学校始まって以来。理不尽に屈し ない固い決意(23頁)。掘潤之氏によると、ゴダールはつなぎ間違いでショットとショットの隙間を感覚可能なもの にしたのと同じように、目に違和感を生じさせる立体視で3Dテクノロジーに注意を向けさせる(143頁下段)。 大崎清夏氏によると、言語は人間がさいしょに被る震災。避難所でもあるという(161頁上段)。 映画には疎いが、機会があれば何か視聴してみたい。 2015/03/02
チエコ
3
映画観てきた。鑑賞の手解きとしてじっくり読む。2015/02/02
PukaPuka
2
80過ぎてこの仕事は超人的である。2019/05/31
くるまやさん
1
みんなゴダールに振り回されたい2015/04/01
YukoNexus6
1
端正な編集。今村さんや佐々木敦さんのレビューを楽しんだ。音、建築、廃墟。。。3D以外にもゴダールにはつっこみどころがいっぱいあるしね。好きなカット(美麗長髪男子!)が載ってるのもよくて〜。しかしなんといってもよいのはゾエ・ブリュノーの撮影日記(巻き込まれ焦らされ待たされ。。。デートを待ちわびる純情女子を翻弄するゴダールのsedectionっぷり!)と、それに続く「ゴダール早わかり」解説だなっ。2015/03/22